ラボ・パーティ連載【7】英語教材に最適な英語絵本とは
入園・入学・進級のプレゼントにもおすすめ!
読み聞かせにぴったりな英語が身につく絵本をご紹介
多くの英語教材の中から、どのような教材を選んだらいいのか迷う保護者の方も多いことでしょう。幼い子どもが英語を身につけるには、どのような内容の教材が適しているのでしょう。長年にわたり多くの英語教材を開発している、ラボ・パーティに聞いてみました。
くり返し聞くことのできる英語教材とは?
英語を身につけるには多くの英語音声を聞く必要があります。子どもは大人と違って、耳から英語音声を聞いて身につけることが得意です。そのような時期には、多くの良質な音声を聞かせてあげてください。
それも子どもが興味をもって、くり返し聞くことのできるものがいいでしょう。大人の教材のようにパターン・プラクティスは、子どもにとってはおもしろいものではなく、楽しみながら何度も聞くことはむずかしいものです。
そこでおすすめなのは絵本です。子どもは好きな絵本を、くり返し読んでもらいたいものです。ですから英語であっても、子どもは絵本の内容に興味をもって、楽しみながら耳を傾けるのです。最初は英語が理解できなくても、絵を目にしてストーリーを追いながら英語音声を耳にすることができます。英語と日本語がいっしょに録音されている教材だと、内容も理解できていいでしょう。単語や文法を教えることを目的とした絵本ではなく、絵やストーリーなど内容そのものを楽しめるもの。つまりは英語音声としても自然なものを耳にしたほうがいいのです。
保護者が英語を読むことに自信がなければ、CDなどがついている英語絵本がありますから、利用しましょう。
おすすめの英語絵本
では、いくつかの英語絵本を紹介しましょう。
『Frog and Toad Are Friends(ふたりはともだち)』
しっかりもののかえるくんと、ちょっとおとぼけのがまくん。ユーモアたっぷりにふたりの友情が描かれ、友だち関係の素晴らしさを感じさせます。小学校の国語の教科書にも『おてがみ』があるので、子どもたちにはお馴染みの物語ですね。コールデコット賞も受賞しているアメリカの作品です。
『The Tale of Peter Rabbit(ピーター・ラビットのおはなし)』
いたずら好きなうさぎのピーターは、お母さんの言いつけを守らずにマクレガーさんの庭に忍び込みます。そこでマクレガーさんに出くわし、命からがら逃げだします。子どもが等身大のストーリーとして楽しめる物語。キャラクターとしても有名です。
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『HARRY THE DIRTY DOG(どろんこハリー)』
おふろのきらいなハリーが逃げ出して、町のあちらこちらを冒険して、家に戻ってきます。真っ黒になったハリーに家族は気づきません。そこでハリーは知恵をはたらかせます。絵本のなかには、バスタブや自動車、子どもの遊び道具など、子どものまわりにある日常の生活が描かれています。
『IN THE NIGHT KITCHEN(まよなかのだいどころ)』
夜、寝ているあいだにどうやってパンが作られるのか? 絵本作家モーリス・センダックが、子どもの頃に見たパン屋の宣伝文句から構想してつくった作品です。イラストにはニューヨークの町並みが描かれ、センダックの思い出の人や物の名前があちらこちらにちりばめられています。ちなみに主人公ミッキーは、ミッキー・マウスをオマージュしています。
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『THE MITTEN(てぶくろ)』
雪深い森のなかのできごと。ひとつのてぶくろに小さなねずみから大きなくままで、動物がつぎつぎに入って暮らし始めます。やがて玄関、窓、煙突ができて、てぶくろの家は少しずつできあがっていきます。くり返されるセリフと、てぶくろが動物たちでいっぱいになるドキドキ感で、子どもに人気の作品です。
『MOMOTARO The Boy Born from a Peach(ももたろう)』
桃から生まれたももたろうのおはなしは、子どもたちもよく知っている日本の昔話です。自分のよく知っているおはなしを、英語でどのように表現されているのか。そんなことを考えながら楽しむこともできるでしょう。将来は日本の文化を英語で紹介できるようになってほしいです。
みずから身につけていく英語を
ラボ・パーティでは、絵本や物語を音声教材として使用しています。それは圧倒的な量の英語音声を子どもたちが聞くことが大切だと考えているからです。そしてさらには、絵本や物語には豊かなことばがちりばめられていて、子どもは心躍らせながらみずからことばを学びとっていけるからなのです。
与えられたことばかりを覚えるだけでは、英語は上達していきません。母語と同じように英語も一生をかけて身につけていくものです。英語も自分で考え、つかみ取っていくことが重要です。
絵本や物語はさまざまに想像をめぐらせることができます。「どうしてだろう?」と考えることができるのが物語の良さです。そしてその問いに正解はありませんから、自分で納得のいく答えを考え出すこともできます。「きっと、なになにだからだろう」と、自分の頭で考える。もしくは一緒に読んだ大人やきょうだい、仲間と考えることができます。
絵本や物語は、楽しみながらくり返し聞くことができ、そこには豊かなことばがちりばめられていて、自分で想像し、考えることができます。未来を生きる子どもには、そのような絵本や物語に出会いながら、英語を豊かに身につけていってほしいと思います。
文/ラボ教育センター 広報 竹内美貴子さん | |
1988年、株式会社ラボ教育センター入社。営業職として首都圏、関西エリアを担当。ラボ・パーティ教室運営のサポート、指導者育成も行う。その後、教材研究・開発、広報誌編集などにも携わり、2006年より現職。言語習得、子どもの英語学習、絵本について詳しい。イベントやキャンプでは、⼦どもを対象としたワークショップも行う。中学生以上を対象とした海外ホームステイの引率経験は豊富。
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