毎日Eトレ!【1318】関連を述べるフレーズ

デイビッド・セイン先生が教える
IELTSやTOEFLのアカデミック問題でおさえておくべきフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回はIELTSやTOEFLのアカデミック問題でおさえておくべきフレーズ「この問題に関連するのは、脳の領域の基本的な役割だ」です。さっそく読んで活用しましょう。

 

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Relevant to this issue is the fundamental role of brain regions.

この問題に関連するのは、脳の領域の基本的な役割だ。

 

〜に関連する

英語の長文リーディング問題では、ある論点との関連を示すフレーズに注目しましょう。そこから話が発展していく可能性もあります。relevant は「関連がある」という意味で、問題になっている事柄と密接な結びつきがあることを表します。例文のように Relevant to this issue is ... で「この問題と関連があるのは〜」となります。The most relevant to ... (〜と最も関連があるのは)や Other factors relevant to ...(〜に関連する他の要因は)で始まることもあります。ほかにも関連を表すフレーズとして、be connected with や bear a relation to などをおさえておきましょう。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

Apparently, it is not irrelevant to the concept of artificial intelligence.
どうやら、それは人工知能の概念と無関係ではないようだ。

▶relevant の反意語 irrelevant は「無関係な、無縁の」を表し、not irrelevant to の形で relevant to と同じ意味になります。二重否定でややこしいので、問題文で見かけたら注意して読みましょう。apparently は「どうやら、見たところ」です。apparent が「明白な」を意味し、it is apparent that ...「〜だということは明らかだ」となるのとは逆に、apparently は確証のない推測を表しますので、これも意味を取り違えないように要注意です。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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