LA暮らしのリアルを公開!【127】留学・働いてみてわかったコト

留学生活4年間、1年間のOPTの体験、そして現在のLA生活

高校卒業後からアメリカで留学生活4年間、そして1年間のOPTを経て、LAで暮らすイアンがLAで学んだコト、感じたコトをリアルにお届けします! 第127回目のテーマは『Daycare』です。

Daycare

私の上の娘が今1歳半なのですが、デイケアに通い始めたので、レビューをシェアできたらと思います。

アメリカでは保育園のことをDaycareやnurseryと呼びます。
やはり両親が共働きの人が多いのですが、働いていなければいけないという日本のような決まりはありません。

ベビーシッターやナニーを雇うことも多いのですが、うちの場合はお家でテレビを見ていたりするより、外でお友達と一緒に遊んだ方が健康的かなと思ったので、思い切って1歳半から入園させました。入る期間も入園式のようなものもなく、いつからでも入園可能です。

もちろん幼稚園などは入園時期が決まっていますが、赤ちゃんクラスの場合はそのような期間が決まっていないそう。

小学校からはアメリカの小学校に通わせるつもりで、これから勝手に英語を覚え、英語中心の脳みそになってしまうと思うので、せめて幼いうちに日本語の基礎は覚えてほしいと思い日本語学校にいれました。

コロナ禍になり日本語学校で働いていた日本人の先生なども完全に帰国されてしまった人が多いらしく、どこの学校も先生不足。ほとんどの学校はウェイトリストといった感じでした。すぐに子どもを入れなければいけないとなると、日本語学校にこだわるのは無理とのことで、アメリカンスクールに入れちゃうお母さん達も周りには多いです。

LAには本当にたくさんの日本語学校があり、それにもびっくり!
私の住んでいる地域だけで8校もあります。
そしてもうひとつ驚いたのは、その8校の中の1校以外はすべてクリスチャンか仏教です。
宗教に属さなければいけないわけではないので、クリスチャンの学校を選びました。

やはりアメリカの学費は高いです。
デイケアでも月謝は平均で1ヵ月$1500~$2000といったところ。

日本語学校とはいっても契約書などはアメリカの法律のため、英語で記入しなくてはいけないことがほとんどなので、親にもある程度の英語力は必要になるかなと思いました。

子ども達は学校内では日本語のみなのですが、送り迎えをするお母さんかお父さんがどっちかがアメリカ人というのが多い印象で、親同士のあいさつは日本語と英語が飛び交っています。

イベントなどもアメリカならではのイベントがたくさんあるのと、日本のイベントも組み込んでくれているのでどちらの文化にも触れ合え、それもいいところだなと思います。

そして衛生面などでは日本人学校なのにやり方や考え方はアメリカン!
こだわりすぎずアメリカだからしょうがないかと諦めの心を持ちました。笑

 

フォトグラファー/ライタープロフィール●イアン
高校卒業後、約4年間の留学生活を終え1年間のOPTではロサンゼルスを中心にフォトグラファー、映像編集を主にフリーランスとして活動。合計5年間のアメリカ生活を経て留学、アメリカ生活、今どきの若者の使う英語、ロサンゼルスの流行りなどについて発信中!現在はフリーランスとしての活動を続け、アメリカで結婚し1児の母に。リアルトレンドやアメリカの子育て事情、コロナ禍のグリーンカード取得までの道のりなど、等身大の視点でお届けします。

 


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