毎日Eトレ!【1336】話題を導入するフレーズ

デイビッド・セイン先生が教える
IELTSやTOEFLのアカデミック問題でおさえておくべきフレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。日本人が間違えやすいポイントや文化の違い、派生した表現なども教えてくれます。今回は話題を導入するフレーズ「正規雇用を除外するとなると2つの選択肢がある」です。さっそく読んで活用しましょう。

 

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When it comes to excluding regular employment, there are two options.

正規雇用を除外するとなると2つの選択肢がある。

 

除外するとなると

テスト問題で使われる長文では、ときには文章の途中で新たな話題に移ることもあります。そんな場合の導入表現の一つが when it comes to ... です。これは「~に関して言えば」という意味のフレーズで、it は漠然とした内容の主語です。comes to は「(話題) に触れる」のニュアンスで使われており、例文の excluding (〜を除外して) のように、後ろに動詞のing形を続けて「~するとなると」といった意味を表せます。慣用句として when it comes to the point「いざというときは」という言い方もなされます。regular employment は期間が限られたりしていない「正規雇用」を表します。逆に「非正規従業員」なら non-regular employee となります。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

With regard to natural gas, they pointed out the price has increased fivefold.
天然ガスに関して価格が5倍になっているとの指摘があった。

▶「~に関して」を表すかたいフレーズが with regard to ... です。シンプルに regarding ... の1語だけで表現することもできますし、ほかにも as for ... が使われることもあります。-fold は「〜倍に」の意味で、fivefold (5倍に) や tenfold (10倍に) のように数字と組み合わせて使います。「多様な、多方面の」を意味する manifold という単語もあります。

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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