英語読書で子どもの英語力を引き上げる!多読の効果とは

2022.11.11 | Sレッスン子ども英語

多くの読書体験をし、英語学習に活かす学習方法を「多読」といいます。Sレッスンでは英語脳を育てるために、多読に加えて、同じく多くの英語を聞く学習法の「多聴」を取り入れています。今回の記事では「多読ってどうやるの?」「どんな効果があるの?」といった疑問を解決しながら、Sレッスンの多読の魅力を紹介します!

 

そもそも、多読って?

お子さんの英語力を確実に伸ばしたいときに、多読が役立ちます。 多読とはずばり、本をただひたすらたくさん読むことです。 ただし手当たり次第に読めば良いというわけではありません。易しい本から読み始めて、徐々に文字数の多い本へとレベルアップし読書の幅を広げることが大切です。読んでいる途中で分からない単語があっても辞書は引きません。絵を見たり、理解できる範囲の文脈と併せて考えたりすることで文章を理解する力を身につけます。そして、そのために守るべき「多読三原則」というルールがあります。これまで述べてきた多読のポイントをまとめたものです。

 

<多読三原則>

1 辞書は引かない

2 分からないところは飛ばす

3 合わないと思ったらやめる

 

 

読書を効率的に学習に活かすための三原則ですね。 多読を実践する際にはぜひこの三原則を意識して、お子さんの英語力を伸ばしてみてください。

次は、多読と多聴(Readingの多読に対して、Listeningの多聴)にどんな効果が期待できるかを解説していきます。

 

多読・多聴の効果とは?

多読プログラムの多くは音声付きです。多読を重ねることでリスニング力も向上させることができます。 その他にも、以下のような効果が期待できます。

・英語脳が育つ

これまで紹介した学習方法が英語脳を育てます。英語を聞いて、英語で理解するという流れがお子さんの中で構成されます。

 

・語彙力が向上する

たくさん読み、聞き、新しい英語と出会うことで語彙力が強化されます。その経験の積み重ねが語彙力の基盤となるのです。

 

・速読力が向上する

多くの文章と向き合う機会が増えるため、英文を目で追うことがスムーズにできるようになります。速読ができると、試験やビジネス社会でも大いに役立ちます。

言葉の学習にはインプットとアウトプットが必要です。つまり新しい言葉を自分の中に取り込み、それを必要に応じて取り出すことの繰り返しが重要なのです。そのルーティーンの上達のカギを握っているのがインプットです。たくさんの言葉を取り込まない限り、なめらかな英語を引き出すことはできません。 インプットの方法で一番効果的なのが多読・多聴です。おすすめはオンライン多読・多聴の定額制読み放題、聴き放題です。

次はSレッスンで特に推奨している3つのアプリについて紹介します。

 

多読のためのおすすめアプリ3選!

ORC (Oxford Reading Club)

ORTは、イギリスの80%以上の小学校で採用されている「国語」の教科書です。10段階にレベル分けされ、日常的に使う表現が繰り返し登場するため、英語学習用の教材としても最適です。お子さんを読書好きにさせる要素がたっぷり詰まった楽しい絵本です。 Oxford Reading Club は、ORTシリーズだけでなく、オックスフォード出版局の数々の人気タイトル(Classic Tales, Oxford Read and Discover, Dolphin Readers, Oxford Phonics World Readers, Happy Readers, Oxford Bookworms Library, Dominoes, Oxford Read and Imagine, Let's Go Reader, Red with Phinnie, Tick Tock! Readers )の900冊すべて読み放題というとってもお得なオンライン多読・多聴プログラムです。

利用料金:月額900円(税込み)

動画はこちら

 

Raz-Kids/ Raz-Plus

Raz Kids(ラズキッズ)とは英語圏の小学校等でリーディング副教材として使われているオンライン型図書システムです。Raz Kidsは29レベルに分かれており、400冊以上のリーディングができるようになっています。タブレットやスマホでは専用のアプリを使って活用でき、外出先でも気軽に読書が楽しめます。 また、Raz-KidsやRaz-Plusでは、本を読んだり、聞いたりすると「ポイント」がたまります。ポイントでは、オリジナルのアバターの洋服や小物を購入できたり、部屋の装飾ができたりします。もちろんお子さんの読書モチベーションも高められます。 また、Raz Kidsを全部読み終わってしまった場合にはRaz Plusというコースがあります。こちらは、Raz-Kidsの約10倍、4000冊の絵本が楽しめます。

利用料金:Raz-Kids 2,200円/年間  Raz-Plus 3,300円/年間

 

英語多読の森eステ

英語のフォニックス学習者におすすめなのが、フォニックスの学習レベルに応じた単語をベースに構成されたBBL(Building Blocks Library)です。読めるようになった単語が物語の中に出てくるので、自力で読めれば英語を読めることの喜びを実感できるでしょう。 英語多読の森eステは、上記BBL以外にもたくさんの種類の絵本、書籍を読むことができます。全部で25ジャンルです。お子さんが関心のあるテーマで本を選ぶことができます。

利用料金:月額300円

 

終わりに―多読の重要性

例えば英検®の3級程度以上では、いかに語彙を増やせるかが大きな課題です。 読書は読むことで新たな知識が養われ、ストーリーに対する感動や興奮もあり非常に楽しい体験です。

物語の中で新しい言葉に出会い、その言葉を何度も何度も目にすることで自然とその意味が分かるようになります。つまり読書は語彙を増やすのには理想的な学習方法です。 また英語の上級試験では、大量の読解問題を必ずと言って良いほど解くことになります。

読むことに抵抗がある人は、英語力の上達もすぐに頭打ちになってしまいます。小学生で英検2級、準1級に合格している生徒さんたちの共通点はみな読書好きということです。 読書習慣を身につけることは大きくなってからでは困難です。

幼少期に多くの作品にふれることは将来的に大きくプラスに作用するでしょう。

 

FAQ

Q1. Sレッスンの会員でなくてもご紹介の多読プログラムは利用できますか?

A1. 

ORCは、可能です。他のRaz-Kids/Raz-Plus また、英語多読の森eステに関しては会員登録(無料)が必要です。

Q2. 母親の私は英語が苦手なうえ、子供はまだ幼く英語を一人で読むことのできないレベルです。効果はあるでしょうか?

A2. 

赤ちゃんにお母さんが絵本を読み聞かせをしてあげるのと同じ考え方ができると思います。赤ちゃんは読めなくても絵を見ながらお話をしっかり聞いています。たくさん聴いた言葉は、やがてコップの水が溢れるようにお子さんの口から言葉が発せられるようになります。たとえ、お母さんが絵本を上手に読んであげられなくても、お子さんと一緒に英語絵本の時間を共有することに大きな意味があると思います。

Q3. うちの子どもは、こういった学習が長続きしません。どうしたらよいでしょうか?

A3. 

継続こそが最大の上達の秘訣なのですが、そこが一番難しいですね。多読・多聴の学習が日常生活で習慣化するまではぜひ、保護者の方も一緒に楽しんでいただければと思います。夕食前の10分間、または寝る前の10分間を多読の時間にするなど、ご家庭の生活リズムに合わせて、無理なく継続できそうな時間を確保することから始めてみませんか。

 

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