キャリア派におすすめの留学は?
留学方法と、目的別キャリアアップ留学

キャリアアップにつながる社会人留学

TOP PREV 1 2 NEXT LAST

 

留学とひとくちにいっても様々な形態があります。そこで、社会人がキャリアアップを目指せる、語学留学、MBA・大学院留学、専門留学の3形態をピックアップ。それぞれの留学のキャリアアップポイントについて伺いました。

 

語学留学

会社を休職、退職せずに、短期の留学が可能

語学取得を目指した授業を受ける留学。社会人が語学力強化のために留学する場合は会社を休職、退社せず、1~2週間の短期留学に行くことが多い。どの国の学校もレベル分けテストがあるので、自分に合ったコースでクオリティの高い授業を受けることができる。1~2週間からの短期留学が可能で、日本では叶わない英語オンリーの環境で、インプット、アウトプットの繰り返しにより、語学力の飛躍的な向上が期待できる。英語のコミュニケーション力を高めたい、英語検定試験のスコアを伸ばしたいなど明確なイメージをもって自分にぴったりの学校を選ぶことが重要。

 

MBA(経営学修士)、大学院留学

会社を休職、退職する長期留学

イギリスの大学院などは最短1年~、北米など多くの大学院で2年の修士課程で取得することができる。現地の一般学生と一緒に授業を受けるため、高い語学力が求められる。また、長期留学となるため、会社を休職、退職する必要があるが、企業が社員のスキル向上のために社費で支援してくれる場合も。授業料は大学院のレベルなどによってまちまちだが、500万円前後が目安。

 

専門留学

会社を休職、退職する長期留学

デザインやIT、貿易、美容など、自分が目指すキャリアに沿った専門知識を得られる。特に、日本では学ぶことのできない分野のスキルは、転職を目指すなら強みになる。高い語学力はもちろん、分野によっては高額の授業料がかかる学校もあるので、相応の覚悟でのぞむ必要がある。

 

社会人の留学というとハードルが高いイメージでしたが、短期のコースなら気軽にチャレンジできそうですね。また、今後ますますグローバル化が進むにつれ、企業が積極的に留学を支援してくれたり、国の支援制度も増えていきそうです。語学力+海外でしかできない体験は自分の見聞やマインドを大きく成長させてくれるはずです。グローバル人材を目指して挑戦してみて下さいね!

 

●取材協力/一般社団法人 JAOS 海外留学協議会:http://www.jaos.or.jp

1991年設立。現在は50を越える留学・国際交流サポート機関が所属。世界各国の留学事業者団体の集まりであるFELCAに日本代表として加盟し、日本の留学事情等を発信し、日本人留学生の海外における受け入れ制度や環境整備に貢献しています。また日本国内において留学業界の基準づくりや留学情報を共有するためにさまざまな活動を行なっています。

 

取材・文/甲斐真理愛(編集部)

 

TOP PREV 1 2 NEXT LAST

おすすめ記事