毎日Eトレ!【1573】可能性を表すフレーズの書き換え問題に注意

デイビッド・セイン先生が教える
大学受験対策でおさえておきたい文法のポイント

セイン先生が大学受験対策で役に立つ英語をご紹介します。受験までの空き時間、ぜひこちらのコラムをご覧ください!今回は、可能性を表すフレーズの書き換え問題、です。

 

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The Johnsons are likely to sell the house.

ジョンソン一家が家を売りに出しそうです。

 

形容詞・副詞のlikely

大学入試では、「可能性」を表すさまざまなフレーズが出題されることもあります。be likely to do の形は「~しそうだ、たぶん~するだろう」という意味で、そうする可能性が高いことを表しています。この例文を言い換えると、It is likely that the Johnsons will sell the house. となり、まったく同じ意味を表します。

このような「it is likely + that節」との書き換えは頻出問題なので、しっかり覚えておきたいですね。どちらの形でも、この場合の likely は形容詞として用いられています。

very や less などをつけて、very likely(とても可能性が高い)、less likely(可能性が低い)といった言い方も可能です。ちなみに、likely の名詞形は likelihood(可能性)で、これには「見込み」という意味もありますよ。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

The Johnsons will likely sell the house.


たぶんジョンソン一家は家を売りに出すでしょう。

 

▶この例文も上の英文の書き換えで、同じ意味を表していますが、注意点は、ここでの likely は形容詞ではなく副詞だということです。似た意味の副詞 probably(たぶん、おそらく)よりも、起こる可能性が低いと思われるときに用いられます。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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