IELTSアカデミック リスニングの注意点 10 セクション4の注意点 2

TOEFLとIELTSの違いを知って、試験に役立てよう!

前回からIELTSリスニングのセクション4について解説しています。人によって得手不得手が分かれるのはどのセクションも同じですが、セクション4ではどんな対策が求められるのでしょうか。この記事では、セクション4の勉強法を具体的にまとめてみました。

 

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IELTSリスニング セクション4の傾向と対策 アカデミックな文章に慣れる

IELTSアカデミックのセクション4では学術的な内容が出題されるため、普段からアカデミックな内容に慣れておくのがおすすめです。

といっても、専門家にしかわからないような講義が出題されるわけではありません。一般の人が理解できる内容となっています。特定の専門の人が得をしてしまうような問題は出題されません。

社会・科学関連の様々な新聞記事や雑誌記事に目を通しておきましょう。
専門誌ではなく、一般誌で十分です。
セクション4では、音が聞き取れてもコンセプトがわからないと答えにくいことがあります。

英語の記事が難しい場合は、日本語でも読んでおけば内容を理解しやすくなります。
また、ネイティブが読むニュースではなく、英語学習者用に読みやすくリライトされたサイトを利用するのもおすすめです。Engoo, Breaking News English, News in Levelsなど無料で利用できるものがいろいろあります。

わからない単語は意味・発音ともに調べておくと、よく使われる語彙を身に着けることができます。

 

IELTSリスニング セクション4の傾向と対策 イギリス英語に慣れる

もちろんリスニングのテストですから、音に慣れることも必要です。

IELTSは他の検定試験よりイギリス英語の比率が多いため、YouTubeなどでBBCの放送を聞いておくのもいいですね。BBC Earth, BBC Science, BBC Social Issues, BBC Historyなどのキーワードで検索し、自分にとって興味のある内容から初めてみてください。

Youtubeの設定アイコン(歯車)をクリックすると、スクリプトを出すこともできます。スクリプトを見ながら聞いたり、消して聞いたりしてみましょう。知らない単語は自分で調べることです。

設定では速度を落としたり速くしたりすることもできます。速すぎて歯が立たないという場合は、0.75で初めてみてください。放送の一部でもリピートしたり、シャドーイング(音声に重ねて言ってみる)したりすると、リスニング力がめきめき上がりますよ。

最初は効果がないように感じても、あきらめないことです。10分でもいいのでできるだけ毎日続けてみてください。

 

 

ライタープロフィール●外国語人

英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点
https://www.znd-language.com

 

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