毎日Eトレ!【1592】「音を外す」って英語で何と言う?

デイビッド・セイン先生が教える
音楽好きのための英語フレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。今回から音楽に関わるフレーズを特集していきます。初回の今回は、「音を外す」です。

 

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Although she practiced every day for almost a month, Ellen still hit a wrong note during her piano performance.

ほぼ1か月間、毎日練習したのに、それでもエレンはピアノ演奏中に間違った音を弾いてしまった。

 

ピアノの音を間違えて弾いた

英語には「音楽」にまつわるフレーズがたくさんあります。今日はその中から hit a wrong note を取り上げてみます。この表現は「間違った音を出す」という意味で、鍵盤をミスタッチしてしまうなど、音楽の演奏で音を間違えることを表します。ピアノやギター、トランペットといった楽器の演奏にかぎらず、歌っていて音を外してしまう場合にも使われます。

ここで言う note とは「音符」のことです。このフレーズは、音楽以外の場面でも活用できます。たとえばスピーチやプレゼンで「場違いなことを言う」といった、雰囲気にそぐわない言動を hit the wrong note と表現します。たとえ間違えてしまっても、大事なのは挑戦することですよね。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

Ellen practiced the same part of the piece over and over, so she was determined to actually hit the right notes during her recital.


エレンは曲の同じ部分を何度も練習したので、発表会では実際に正しい音を弾くと心に決めていた。

 

▶反対に「正しい音を出す」は hit the right notes と表現できます。このフレーズも比喩として使えるので、「期待に応える、受けがよい」といった意味合いにもなります。

be determined to do は「~しようと決心している」。また、practice ... over and over は「~を繰り返し練習する」ということで、音楽の練習も語学の勉強も、小さな努力の積み重ねでがんばりましょう♪

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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