毎日Eトレ!【1605】目的を表すフォーマルな表現

デイビッド・セイン先生が教える
大学受験対策でおさえておきたい文法のポイント

セイン先生が大学受験対策で役に立つ英語をご紹介します。受験までの空き時間、ぜひこちらのコラムをご覧ください!今回は、目的を表すフォーマルな表現、です。

 

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He reviewed the report carefully so as to confirm the findings.

彼は調査結果を確認するために報告書を慎重に見直した。

 

so as+to不定詞

試験勉強では、日常会話とは少し異なる英語表現を学ぶこともありますよね。その一つに、so as to do という表現があります。このフレーズは、in order to do と似た意味のフォーマルな言い回しで、「~するように、~するために」といった意図・目的を表すときに使われます。例文の so as to confirm は「~を確認するために」という意味で、そのあとの findings は「調査結果、研究成果」を表しています。なお、この例文は、so as to do の代わりに、同じく〈目的〉を示す so that A can do(Aが~できるように)の形を使って、次のように書き換えることもできます。He reviewed the report carefully so that he could confirm the findings.(彼は調査結果を確認できるように報告書を慎重に見直した)

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

The math problem was so difficult as to confuse even the teachers.


その数学の問題は教師さえも困惑させるほど難しかった。

 

▶似たような表現に、so ... as to do(~するほど…な)という言い方もありますが、区別しておきましょう。so difficult as to confuse で「困惑させるほど難しい」という意味を表します。この部分に so ... that ~ の形を使って、so difficult that it confused と言い換えることが可能です。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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