毎日Eトレ!【1609】数量や大きさの「何倍」なのかを表現する

デイビッド・セイン先生が教える
大学受験対策でおさえておきたい文法のポイント

セイン先生が大学受験対策で役に立つ英語をご紹介します。受験までの空き時間、ぜひこちらのコラムをご覧ください!今回は、何倍を表現する、です。

 

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This container holds three times the amount of water as that one.

この容器にはあの容器の3倍の量の水が入ります。

 

この容器に入る水量は?

今回は「~倍」の表現を確認しておきましょう。「回」を表す名詞 time の複数形 times を〈数〉のあとに付けることで「~倍」を表し、three times なら「3倍」という意味になります。このあとに、the amount of ... や the size of ... などの語句を続ければ、例文の three times the amount of water(3倍の量の水)のように、どういったものの何倍なのかを表現できます。times の直後に of は不要なので要注意です。また、この〈数+times〉のあとに〈as+形容詞・副詞の原級〉を続ける方法もあります。その場合、上の例文は次のように言い換えることができます。 This container holds three times as much water as that one.(この容器にはあの容器の3倍の水が入ります) なお、掛け算を表すときにも同じ times という語を用います。たとえば three times five(3 x 5)なら、「5の3倍」、つまり 5+5+5 のニュアンスになります。ただし、この掛け算での times は「前置詞」の働きをしていると考えられます。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

The new laptop is twice as light as my old one.


新しいノートパソコンは私の古いものより2倍軽いです。

 

▶3倍以上の場合は three times や four times のように言いますが、「2倍」を表すには通常 two times の代わりに twice を用います。ですので、この例文は〈数+times as+形容詞の原級+as〉の形と同じような構造を持っています。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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