毎日Eトレ!【1612】聴衆を引きつける戦略は・・・

デイビッド・セイン先生が教える
音楽好きのための英語フレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。音楽に関わるフレーズを解説する今回のテーマは、聴衆を引きつける戦略は、です。

 

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The DJ decided to bring back a retro track from the '90s, much to the delight of the crowd on the dance floor.

DJが90年代のレトロな曲を流すことにしたところ、ダンスフロアの聴衆に大いに喜ばれた。

 

レトロな曲を流すことにした

今回は、音楽関連の会場側が、お客さんに喜んでもらうためにする決定についてです。decide to do は「~しようと決心する、~することにする」という意味で、ここでは bring back a retro track(レトロな曲を復活させる)ということを決めています。つまり、昔の流行曲を再び取り入れる、ということですね。

例文の後半にある to the delight of ... は「(人)にとって喜ばしいことには」という意味の定型表現です。この前に much(大いに)が付いているので、「~にとって大いに喜ばしいことに」→「~は大いに喜んだ」というニュアンスになります。音楽のトレンドは繰り返されることが多いですよね!

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

The venue decided to roll back ticket prices to attract more attendees for the underperforming matinee concert.


会場は、低迷している昼公演のチケット価格を引き下げて集客することにした。

 

▶roll back は「(価格を)引き下げる」という意味で、値下げやセールもお客に喜んでもらう方法の一種です。underperforming は「(期待よりも)低調な」、matinee は「昼の部」という意味です。昼公演が夜の公演よりも集客が難しい場合、価格調整を決断することもあるわけですね。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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