幼児英語教育のウソ・ホント - 効果が上がる方法とは? -9- 英語教室
幼児英語教育について学びましょう

前回までの記事で、英語と年齢の関係について現在わかっていることをまとめ、英語に触れるために家で何ができるかご紹介しました。今回から、どんな英語教室が効果的かについて解説します。
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子どもが通いたいなら良い英語教室
これまでの記事で、幼児の英語教育は楽しく遊び感覚で行った方がよいと述べてきました。
英語教室を選ぶ際も同じで、基本的にはお子さんが通いたい教室が良い英語教室ということになります。「○○ちゃんが通っているから」という理由でもかまいません。ただ、実際にお子さんが気に入ればの話です。
たとえ人気があって評判がよかったとしても、合う合わないがあります。ある子どもとっては良くても、ほかの子どもには良くないかもしれません。お子さんが行くのを嫌がるようでしたら、しばらく休んで様子を見るなりした方がいいでしょう。
幼い子どもたちは、まだ上手に物事を伝えることができません。なぜ嫌なのかということを、大人が納得いくように説明するのは無理です。理由を説明できないからといって強制するのはやめた方がいいでしょう。
レッスンを受ける頻度
本当に英語を身に着けてほしいなら、最低週2回はレッスンを受けるのがおすすめです。ただし、レッスン以外で英語に触れる機会があるなら、週1回でも大丈夫です。いずれにしても、週1~3回程度の場合、レッスンだけでは足りないかもしれません。
ピアノの場合、週1でレッスンを受ける人が多いと思いますが、ほかの日にも練習をしなければ、弾けるようにはなりません。英語も同じです。レッスンとレッスンの間に英語に触れる機会がまったくなかったら、あまり効果は期待できません。
リアルな教室かオンラインレッスンか
幼いお子さんにとっては、どちらも一長一短です。
リアルな教室であれば、五感を使って体感することが可能です。他のお子さんとボールで遊んだり、お遊戯をしたりしながら英語の世界に浸ることができます。また、スクリーンを見つめることによって視力が低下する心配もありません。
オンラインレッスンであれば、移動時間がかかりません。送り迎えも必要ないので、お子さんが成長するにしたがってほかのことに興味を持つようになっても、続けやすいと言えるでしょう。それぞれのお子さんに合った良い教室が見つかるといいですね。
ライタープロフィール●外国語人 | |
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英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点 |