毎日Eトレ!【1632】英語で刻む、自分だけのリズム!
デイビッド・セイン先生が教える
音楽好きのための英語フレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。音楽に関わるフレーズを解説する今回のテーマは、英語で刻む自分だけのリズム、です。
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Rather than following the crowd, she chooses to march to the beat of her own drum and stay true to herself.
彼女は周りに流されるよりも、わが道を行き、自分らしさを貫くことを選んでいる。
自分らしく生きる道を選んでいる
ちょっと変わっていても、マイペースで行きたい場合だってありますよね? そんなときにふさわしい音楽関連の表現が、今回の march to the beat of one's own drum です。このイディオムは「自分の信念に従って生きる」「他人に流されずに行動する」といった意味で使われます。march は「行進する」なので、自分だけのドラムのリズムに合わせて行進する、というイメージから来ています。
例文では、she chooses to march to the beat of her own drum という形で使われており、「彼女は独自の道を進むことを選んでいる」という意味を表しています。 このフレーズには短縮版として、march to one's own drum という言い方もあります。意味はまったく同じです。たとえば、He's always marched to his own drum, even as a little kid.(彼は子どもの頃からずっとわが道を行くタイプだった)のように言います。型にはまらない独創的な人を表現する言葉です。
一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現
She's never really cared about fashion — she confidently marches to her own beat.
彼女はファッションにほとんど興味を持ったことがなく、堂々と自分のスタイルを貫いている。
▶この例文では、march to one's own beat という別バージョンが使われています。beat は「拍子」を意味し、この表現も比喩的に「他人に左右されず、自分のペースで進むこと」を表します。流行よりも個性を優先する様子を伝えるのにぴったりのフレーズです。confidently(自信を持って)があるので、「堂々と」というニュアンスも加わっています。
講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne | |
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日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。 |
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