幼児英語教育のウソ・ホント - 効果が上がる方法とは? -11- 英語保育園
幼児英語教育について学びましょう

最近、地域によっては英語保育園やインターナショナルスクールが増えているようです。一般の保育園か英語保育園かで迷うご家庭もあることでしょう。英語保育園に通うメリットはどこにあるのでしょうか。
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何のために英語保育園に行くのか
まず、英語保育園に行く価値はあるのか無いのかということになると、ケースバイケースだとしか言いようがありません。習い事ではなく毎日通うところですから、通いやすくなかったら、保護者やお子さんにとって負担となってしまうことは目に見えています。
自宅から遠すぎないか、送迎はあるのかないのか、あるとしたら保護者は何時にどこまで送ればいいのかなど、基本的なことをしっかりチェックしておきましょう。
認可保育園かどうかも大切なチェックポイントですね。英語保育園には、認可外保育施設となっているところが少なくありません。保育時間や延長が可能かどうか、延長は何時までで誰がどのように見てくれるのか、など具体的なことをまず確認しましょう。
英語保育園に期待できる効果とは
幼いうちに週5,6回ネイティブの英語に触れる。そこから得られるであろう効果としては、次の4点があります。
1 ネイティブレベルの発音が身に付く
大人になると母語にない音は聞き取りにくくなりますが、幼い時はほぼすべての音が聞き取れます。もちろんネイティブといってもいろいろな発音があり、ひとつではありません。当然、先生の出身地による影響を受けるでしょう。それでも、先生がアメリカ人だからイギリス英語は全くわからないなどということにはならないのが普通です。
いずれにせよ、先生がどこの出身であろうと、カタカナ英語しか知らないのとは段違いです。
2 異文化理解への扉が開かれる
ネイティブの先生の表情や仕草、さまざまな事柄への反応を見ることで、自然と異文化に対する心の準備ができます。
3 小学校以降の英語学習をスムーズに始められる
アルファベットや、フォニックス(文字と発音の関係)を教える園も多く、後に学校で英語を勉強する基盤ができます。
4 年相応の語彙や会話力が得られる
普段の生活の中で英語を聞いたり話したりするため、年齢相応の語彙や会話力が身に付きます。成長するにつれて新しい語彙や表現が必要になるため、保育園を卒園した後も、英語を学び続ける必要があることは覚えておきましょう。
ライタープロフィール●外国語人 | |
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英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点 |