毎日Eトレ!【1640】調子が出てきた時に使いたい英語表現

デイビッド・セイン先生が教える
音楽好きのための英語フレーズ

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が解説してくれます。音楽に関わるフレーズを解説する今回のテーマは、調子が出てきた時に使いたい英語表現、です。

 

注目記事

小学校から英語の授業が始まりました。
教科書の勉強だけではなく、海外の講師と話すのも良いのではないでしょうか?
Cheer up! Englishでは話題の子どもオンライン英会話をご紹介!

詳しくはこちらのページへ!

 

 

After warming up on the piano, she was really in the groove by the second piece.

ピアノでウォーミングアップを済ませると、彼女は2曲目にはすっかりノリノリになっていた。

 

演奏者はすっかりノッていた

「今日は調子がいいぞ」と思うときってありますよね。そんな感覚を表すフレーズが in the groove です。この表現の語源は、実は音楽にあります。昔のレコードには溝が刻んでありましたが、この溝のことを英語で groove と言います。針がレコードの溝にうまくはまって音がスムーズに流れる様子から、「調子が出る」という意味になったと考えられます。

実際にジャズの演奏がうまく噛み合ってリズムに乗っている状態を、in the groove と言います。例文では、演奏者が2曲目で完全に「流れに乗っていた」と、調子が出ている様子を表しています。まさに「ノッている」という状態ですね。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

Once I found my rhythm, I got in the groove and finished the project quickly.


リズムをつかんだら、調子が出てきて一気にプロジェクトを仕上げた。

 

▶ここでは in the groove を「作業の流れがつかめた」というニュアンスで用いています。「調子が出てきた」といったような感覚ですね。このフレーズは、音楽以外の場面でも、勉強や仕事、スポーツなどに応用できる便利な表現です。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

デイビッド・セイン先生の最新書籍はこちら!

【電子書籍付き】日経LissN 最新時事英語キーワード 2024-25 英語のニュースが聞ける・読める・わかる!
発売日:2024/3/12

 


おすすめ記事