幼児英語教育のウソ・ホント - 効果が上がる方法とは? -16- 個人レッスンの方が効果的?

幼児英語教育について学びましょう

一般的に、英会話のレッスンは先生ひとりに対する生徒数が多いと効果が薄いと言われています。これはもちろん、同じ学習時間数で比べた場合です。では、1対1の個人レッスン(プライベートレッスンやマンツーマンと呼ばれることもあります)と少人数のグループでは、どちらが効果的でしょうか。特に、幼いお子さんにとってはどうでしょうか。

 

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子どもの性格はさまざま

 グループレッスンか個人レッスンか。結論から言えば、ケースバイケースです。

 アウトプットする(話す)前にインプットする(聞く)ことが必要なのは、母語も同じですね。お子さんによっては、ちょっと聞いてすぐマネする子もいれば、話し始めるまでの期間が長い子もいます。どちらがいいわけでも悪いわけでもありません。話したがらない場合、無理にリピートさせるよりは、たくさん聞かせてあげましょう。そして、ゲームや遊びの中で自然と話す機会を作ってあげるのが理想的です。そのためには、ほかのお子さんもいた方がやりやすい場合も多いでしょう。

 一方、ほかのお子さんが一緒だとシャイになってしまい、先生とふたりだけの方が話しやすい子もいることでしょう。そのようなお子さんは個人レッスンの方が向いていると言えます。

 

人との繋がりが学習を助ける

 人との感情的な繋がりが語学学習を助けることが、大人の学習者においても認められています。特に会話の練習は、「話したい」と思う気持ちがなければ前に進みません。家族以外の人々にも関心が広がっていく幼児期のお子さんにとって、人との繋がりが英語を話す刺激になるのは想像に難くありません。先生に親しみが感じられることも大切でしょう。そして、クラスメートとの感情的な繋がりによって会話が促されることも、大いに期待できるでしょう。また、友達が英語を習っていれば、続けるためのモチベーションにもなります。ただし、これもいじめや仲間外れが無ければの話です。また、英語のレベルがかけ離れていたら、逆効果になる可能性もあります。

 

何人くらいのグループレッスンが効果的なのか

 英会話教室では1クラスの人数を制限しているところが多いですが、これも効果を考えてのことでしょう。先生ひとりに生徒ふたりから四人であれば、1時間以内のレッスンでも話す機会が十分ありそうですね。

 

まとめ – 幼児英語の個人レッスンvsグループレッスン

個人レッスンのメリット
・先生との相性がよければ、シャイなお子さんでも話しやすい
・レベルを合わせてもらえる
・いじめや仲間外れのリスクが無い

グループレッスンのメリット
・ゲームや遊びを通して自然と発話しやすい
・クラスメートとの感情的な繋がりが学習を助ける
・好きな友達と一緒なら続けやすい

お試しレッスンを受けた上でスクールを選び、お子さんの様子を見ながら続けられるといいですね。

 

 

ライタープロフィール●外国語人

英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点
https://www.znd-language.com

 

 

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