幼児英語教育のウソ・ホント - 効果が上がる方法とは? -19- おうち英語はどうやったらいいの? -2-
幼児英語教育について学びましょう

おうちの方のサポートがあれば、幼いお子さんが自宅で英語に親しむことも可能です。サポートといっても、大人が教えてあげる必要はありません。前回の記事では、無料で使える幼児用英語教材の選び方についてまとめました。今回は、有料教材について解説します。
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コース教材か1点ずつ購入するか
最近は幼児英語に特化した教材がたくさん出回っています。保護者の方が宣伝を目にする機会も多いかもしれません。大きく分けると、まずプログラムに基づいたコース教材と、一冊(またはDVD1枚)の教材があります。まずは、コース教材の傾向と選び方を押さえておきましょう。
コース教材は、入会して教材を郵送してもらうか、オンラインで視聴することになります。
幼児英語のコース教材
定期購入の場合、価格としては1ヵ月千円程度から3千円台といったところです。
総額としては、全コース3万円台から百万円近くなるものもあります。幸い、たいていの場合は無料お試しが可能です。一度にセットで購入し、自分のペースで進めていくシステムとなっている場合も多いようです。価格としては、全額2円万前後から三十万円以上とかなり幅があります。どちらも、中古市場にかなりの量の「新品・未開封」商品が出回っていますから、始める前によく考えたいものです。
年齢で選ぶ
就学前といっても、0歳児から使えるものもあれば、2、3歳向け、4、5歳向けなどさまざまです。年齢にあったものを選びましょう。
保護者の介入が必要かどうかで選ぶ
最近は、おうちの方のサポートが最低限ですむ教材も増えています。それとは逆に、おうちの人とゲームなどができる教材もあります。どちらが合っているかを見極めて選びましょう。
機器で選ぶ
DVD、本、タッチペン、電動で動くおもちゃ、タブレットなど、さまざまな形態の教材が出ています。モノが多ければ多いほど、無くなるリスクや壊れるリスクも増えます。壊れたときはどうするのかなど事前にチェックしておきましょう。また、多様な教材を本当に使いこなせるのかということも考えておきましょう。
英語だけか日本語付きかで選ぶ
幼児英語のメリットのひとつは、日本語を介することなく直接英語が理解できるようになるということです。就学前であれば、動画や絵の助けを借りて、英語だけで理解できる教材を試してみるのがおすすめです。
お子さんの興味で選ぶ
お子さんが好きなことであれば、興味を持ちやすいですし、続けやすいです。歌うのが好きなお子さんなら歌がたくさん出てくる教材、カードゲームが好きならカードで遊べる教材に心惹かれるでしょう。登場するキャラクターが好きになれるかどうかも大切なポイントです。
大人と同じように、子どもにも好みというものがあります。
長時間のスクリーン視聴には注意
幼いお子さんの長時間の視聴は避けたいものです。スクリーンを見るタイプの教材であれば、1回30分以内で完結すると安心ですね。なお、就学前のお子さんを対象にした国語や算数の勉強用教材に、英語も入っていることがあります。英語学習という点では少し物足りなさも感じられるので、ほかの英語教材やレッスンと併用した方がいいでしょう。
ライタープロフィール●外国語人 | |
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英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点 |