毎日Eトレ!【1649】つまずきやすい正誤問題、あなたは見抜ける?

デイビッド・セイン先生が教える
IELTSスコアアップのコツ

セイン先生がIELTS対策で役に立つ英語をご紹介します。欧米留学では必要になるIELTS、ぜひこちらのコラムをご覧ください!今回は、つまずきやすい正誤問題、です。

 

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The Silverwood Bridge was opened to make travel between Linton and Newton easier.

シルバーウッド橋は、リントンとニュートン間の移動を容易にするために開通した。

 

正誤問題を攻略する!

IELTSのリーディングテストには、設問文の内容を本文と照らし合わせて、True(正しい)、False(誤っている)、Not Given(言及がない)のどれかを選ぶ問題があります。多くの受験者が間違えやすい形式ですので、注意しましょう。たとえば上のような短い英文が設問にあったら、本文の長い文章から対応する箇所を探して、事実かどうかを判断します。

本文に次の一節があったとしましょう。 The Silverwood Bridge was inaugurated in 1985 as an alternative to the congested southern route connecting Linton and Newton.(シルバーウッド橋は1985年、リントンとニュートンを結ぶ混雑した南ルートの代替として開通した) この場合、二つの地域間の交通混雑を迂回するために橋が開設されたとわかりますので、そのことを別の言い方で表現した設問文は事実だと判断できます。よって「True」が正解となります。ここでは、inaugurate(開設する)、alternative(代替手段)、congested(混雑した)といった単語の知識も大切です。

正誤問題では言い換えの語彙力も問われることになりますので、日頃から類義語を意識しておきましょう。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

The southern route was closed after the Silverwood Bridge was built.


シルバーウッド橋の建設後、南ルートは閉鎖された。

 

▶もしこのような設問文があったとしたら、上と同じ本文のセンテンスと見比べたとき、事実かどうか判断できるでしょうか? 南ルートの「代替」としてシルバーウッド橋ができたと述べられていても、それが閉鎖されたのか存続したのかについて言及がないため、「Not Given」が正解です。与えられた文章のみでは正誤を判定できない場合は、Not Given を選びます。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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