幼児英語教育のウソ・ホント - 効果が上がる方法とは? -20- おうち英語はどうやったらいいの? -3-

幼児英語教育について学びましょう

前回の記事では、幼児英語のコース教材について、日本で製作・販売されているものを念頭に、選び方を解説しました。保護者があまり介入しないで学習が進められるものが多いようです。今回は、保護者がサポートできる場合に使える英語教材をご紹介します。

 

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英語の4技能を育む幼児・児童用教材おすすめ4点

Let’s Go (オックスフォード大学出版)

1990年代から版を重ね、世界中で使われている定評のあるテキストです。年齢は5歳頃から13歳頃とあり、小学校入学前に始められるでしょう。
全7レベルで、入門から中級の初めまで学べるように作られています。小学校に上がってからも同じシリーズで続けられそうですね。最初の段階から、フォニックスや単語だけではなく簡単な会話が導入され、発話を促すことが強く意識されています。歌やゲームなどのアクティビティも多く、楽しみながら英語が身に付きます。また、テキストに対応したワークブックやオンライン教材で読み書きの導入も可能です。

 

Super Tots(ピアソン)

 

日本の子どもたちを念頭に作られたテキストで、3、4歳から小学校低学年向けに作られています。totとは幼い子どものこと。全3レベルで、歌やゲーム、工作など子どもたちを飽きさせない工夫がいっぱいです。教師用教材には、先生が使う絵カードもあります。 

 

English Land (ピアソン)

English Landはディズニー/ピクサーのキャラクターが出てくるので、ディズニー好きなお子さんにはモチベーションとなるでしょう。DVDも付いています。全5レベルで、5歳頃から中学校までとなっています。

 

English Language Booster (ピアソン)

English Language BoosterはEnglish Landと一緒に使うように作られています。
各ユニットのトピックが対応していて、たっぷり練習できるよう配慮され、読み書きも導入できます。English Language Boosterは英検Jrの準備にも役立ちます。

 

 

 

おすすめ本格派フォニックス教材2点

 上記の教材を始める前に、または並行してフォニックスを練習すると馴染みやすいでしょう。
YouTubeなどでは、フォニックスは歌やリズムと文字だけです。下記の教材は楽しい歌やアクティビティに加え、ワークブックやストーリーも付いています。4技能の基礎を築くのにも役立つでしょう。

Oxford Phonix World(オックスフォード大学出版)

レベルが1~3に分かれ、年齢は4~8歳頃。英語の44音がすべてカバーされています。

 

Sounds Great (Tryalogue Education)


6レベルに分かれ、年齢は5~10歳とあります。QRコードで音声や映像にアクセスできます。

 

今回ご紹介した教材は、どれも日本で比較的簡単に入手できるものです。

幼いお子さんには、無理して教材のすべてをカバーする必要はありません。今はリスニングとスピーキングだけ、ライティングはもっと大きくなってからなど、楽しみながら進めると継続しやすいでしょう。

 

 

ライタープロフィール●外国語人

英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点
https://www.znd-language.com

 

 

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