毎日Eトレ!【1652】切り方で変わる料理の表情

デイビッド・セイン先生が教える
料理にまつわる美味しい英語表現

英語でこれって何て言うんだろう? 日常会話で使う表現を、人気英会話講師のデイビッド・セイン先生が料理に関する英語を解説してくれます。今回は、切り方で変わる料理の表情、です。

 

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She chopped up the onions finely to avoid large chunks in the salsa.

彼女は玉ねぎを細かく刻み、サルサに大きなかたまりが入らないようにした。

 

玉ねぎを細かく刻む

野菜の切り方で料理の仕上がりは大きく変わりますよね。今回の英文のキーワードは chop。これは「切る、刻む」という意味の動詞で、斧などで木をたたき切る場面などによく登場しますが、包丁を使った調理動作のひとつとしても用いられます。She chopped up the onion のように up を伴うことも多いです。chop には「乱切りにする」という意味合いもあるので、切り方の粗さを伝えることもできますが、例文のように finely(細かく)を加えることで「細かく刻む」という別の切り方も表せます。ただ切るという行為だけでなく、粗さや細かさを文脈から伝えることができる表現です。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

The recipe begins with a rough chop of garlic and celery.


そのレシピはニンニクとセロリをざっくり刻むところから始まる。

 

▶ここでは chop が名詞として使われており、「刻むこと、たたき切ること」という意味になります。前に付いている rough(手荒な)によって、ここでは「ざっくり刻む」という切り方が示されています。あまり形や大きさにこだわらず、手早く切る感じですね。こうした用語を覚えておくと、英語の料理本や動画も理解しやすくなりますよ。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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