毎日Eトレ!【1653】その表現、読み取れる? 設問の言い換え攻略法

デイビッド・セイン先生が教える
IELTSスコアアップのコツ

セイン先生がIELTS対策で役に立つ英語をご紹介します。欧米留学では必要になるIELTS、ぜひこちらのコラムをご覧ください!今回は、設問の言い換え攻略法、です。

 

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Rapid urban growth in many developing countries has caused housing shortages. As a result, many people live in informal areas with poor access to clean water and electricity.

多くの開発途上国では、都市の急速な発展が住宅不足を引き起こしている。その結果、多くの人々が清潔な水や電気を利用しにくい非公式地域で暮らしている。

 

急速な都市化の影で…

IELTSリーディングでは、どの形式の設問であっても、「本文の言い換え表現をどれだけ正確に読み取れるか」が問われます。上のような都市化と住宅問題についての文章が本文に登場した場合、設問ではフレーズが別の言葉になっている場合があります。

たとえば、urban growth は、ひとことで urbanization(都市化)と表現されているかもしれません。informal areas は、やさしい語から成り立っていますが、「都市計画に基づかない地域」を意味しますので、設問では unauthorized communities(認可されていない居住区)のように言い換えられる可能性もあります。また、poor access to clean water and electricity は「水や電気が利用しにくい」ことを表しますので、設問では、lack of essential utilities(基本インフラの欠如)などの表現が使われることもあります。このようなパラフレーズに慣れることが、スコアを伸ばすカギになります。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

Urban expansion has increased informal housing where basic services like water and power are limited.


都市の拡大により、水道や電気といった基本的なサービスが不足する非公式住宅が増加している。

 

▶この短文は、本文の内容を別の言い方にしたものです。IELTSの選択問題などでは、このように言い換えた文の一部を空欄にして、その語を選ばせる形式がよく出題されます。ここでは、本文の poor access to ... という語句が、... are limited(限られている)と表現されています。こうした言い換えの背後にある意味のつながりを見抜く力を鍛えることが大切です。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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