毎日Eトレ!【1700】「対比」を表す構文で主張に切れ味を出す!
デイビッド・セイン先生が教える
英検上級レベルの英語感覚
英検上級レベルについてセイン先生に解説してもらいます。
今回は、「対比」を表す構文です。
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Social progress is not so much a matter of wealth as a matter of values.
社会の進歩とは、富の問題というよりむしろ価値観の問題である。
富よりも価値観の問題だ
英検のエッセイでは、よく「AかBか」という対比のテーマが出題されます。そのようなときは、二つのものを比べて、どちらがより適切なのかをはっきりさせる表現を使う必要があります。そこで役立つのが be not so much A as B という構文です。意味は「AというよりむしろBだ」で、前者より後者が重要であることを表します。例文は、社会の発展を決めるのはお金ではなく人々の価値観だ、という主張です。AやBの部分は名詞とは限りませんので、Leadership is not so much about authority as about responsibility. のように前置詞 about を使って、「リーダーシップとは権限に関するものというより責任に関するものだ(=権限を振るうことではなく責任を果たすことだ)」と述べることもできます。単語自体は難しくありませんが、上級レベルにふさわしい洗練された印象を与える表現です。
一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現
The policy was more of a compromise than a reform.
その政策は改革というよりむしろ妥協だった。
▶この例文には、be not so much A as B と同様に対比を表す more of A than B(BというよりむしろA)という表現が用いられていますが、意味は反対で、Aのほうが重要だという考えになります。be not so much A as B のほうが文語的な響きをもつのに対し、more of A than B はより日常的に使われます。両方を使い分けることで、文体のトーンを調整できます。
| 講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne | |
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日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。 |
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