毎日Eトレ!【1708】立場をはっきり示して議論の軸を作る!

デイビッド・セイン先生が教える
英検上級レベルの英語感覚

英検上級レベルについてセイン先生に解説してもらいます。
今回は、議論の軸を作る、です。

 

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There is little doubt that access to quality education plays a crucial role in reducing social inequality.

質の高い教育の機会が社会的不平等を減らすうえで重要な役割を果たすことは疑いようがない。

 

疑いの余地はほとんどない

今回は「ほぼ確実だ」と自信をもって言いたいときの表現を覚えましょう。There is little doubt that ... は「〜であることはまず間違いない(疑問の余地はほとんどない)」という意味のフレーズです。この例文では、教育と不平等の関係について、自分の意見というよりも、広く共有されている認識としての考えを述べています。英検のエッセイでは、すべてを控えめに書く必要はありません。むしろ、こうしたフレーズを使って、動かない前提であると示したほうが、その後の理由説明や具体例が書きやすくなります。ですので、たとえば段落の冒頭で、There is little doubt that technology has transformed the way we communicate.(技術が私たちのコミュニケーションの方法を変えたことはほとんど疑いがない)のように共通認識を置き、次の文でその影響や問題点を掘り下げる、という流れが作れます。ほかにも、There is little doubt that A, although B. の形にすると、「大枠では確かだが例外もある」という柔軟な展開も可能になります。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

Few would dispute that economic growth alone cannot guarantee long-term well-being.


経済成長だけでは長期的な幸福を保証できないことに異論を唱える者はほとんどいないだろう。

 

▶類似表現を見てみましょう。この Few would dispute that ...(~に異議を唱える者はほとんどいないだろう)は、先ほどの There is little doubt that ... に近い意味ですが、「多くの人がそう考えている」という合意に焦点が当たります。このようなフレーズを使うと、エッセイ全体に安定感が出ます。自分の意見をいきなり前面に出すのではなく、まずは多くの人が同意する地点を設定して、そこから議論を進めることができます。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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