毎日Eトレ!【1710】視野を広げて論点を切り替えたいときは?

デイビッド・セイン先生が教える
英検上級レベルの英語感覚

英検上級レベルについてセイン先生に解説してもらいます。
今回は、視野を広げて論点を切り替えたい、です。

 

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From a broader perspective, technological innovation should be evaluated not only by efficiency but also by its social impact.

より広い観点から見ると、技術革新は効率性だけでなく社会的影響によっても評価されるべきだ。

 

大局的見地から考えると…

英検上級のライティングでは、話の流れの中で論点を切り替えることも有効です。そこで役立つのが from a broader perspective という表現です。これは「より広い観点から」という意味で、直前まで細かい点を述べていても、このフレーズを置くことで議論を俯瞰してまとめ直すことができます。上の例文では、効率という一面だけで判断せず、社会全体への影響まで含めて「大局的見地から」考えるべきだ、という論点が示されています。from a broader perspective は、賛否両論あるものについて自分の意見を打ち出すときに特に力を発揮します。たとえば、From a broader perspective, the benefits may outweigh the costs.(より広い視点で見れば、利益がコストを上回る可能性がある)のように使えば、「やる価値がある」という賛成意見になります。この outweigh は「~を上回る、〜に勝る」という意味で、より重要なことを表すのに使えますので、覚えておきましょう。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

When viewed in a broader context, increased automation may reshape the nature of employment.


より広い文脈で見ると、自動化の進展は雇用の本質を変えるかもしれない。

 

▶ここで使われているフレーズ when viewed in a broader context(より広い文脈で見ると)は、先ほどの from a broader perspective とほぼ同じ働きをします。この文では、自動化(automation)によって働き方や職業の概念そのものが変わる可能性を指摘しています。英検のライティングでは、こうした一段引いた見方が入ると議論に深みが出ます。細部から全体へ視線を移す合図として、このタイプの言い回しを使えるようにしておくと安心です。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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