毎日Eトレ!【1712】理由に「説得力」を持たせるには?

デイビッド・セイン先生が教える
英検上級レベルの英語感覚

英検上級レベルについてセイン先生に解説してもらいます。
今回は、理由に「説得力」を持たせるには、です。

 

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One compelling reason is that excessive reliance on technology can weaken face-to-face communication skills.

説得力のある理由の一つは、テクノロジーに過度に依存すると対面での対話力が低下する可能性があるという点だ。

 

納得せざるを得ない理由

エッセイで差がつくのは、主張の是非ではなく、理由をどう整理して示すかです。読み手に「なるほど」と思わせるには理由の切り出し方が重要で、その出だしとして使いやすいのが One compelling reason is that ... という言い方です。このフレーズで使われている compelling は、「強制する」を意味する動詞 compel から来ており、読み手に「納得せざるを得ない」と感じさせる力があることから、One compelling reason is that ... は「説得力のある理由の一つは〜だ」という意味になります。上の例文でも「テクノロジーに頼りすぎることで対面のコミュニケーション力が低下しかねない」という点を述べるときに、One reason is that ... で書きはじめるより、One compelling reason is that ... を使うほうが、理由そのものの重みを自然に前に出すことができます。なお、このフレーズは One compelling reason for this is that ... の形でも使え、直前に述べた内容を受けて理由を示したいときに便利です。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

A key reason lies in the fact that economic incentives strongly influence consumer behavior.


主要な理由は、経済的な動機が消費者の行動に大きく影響するという事実にある。

 

▶One compelling reason is that ... と同じく、理由を整理して示せる別の言い回しもあります。その一つが A key reason lies in the fact that ... で、「主要な理由は〜という事実にある」という意味です。ここで使われている key は「鍵となる」=「主要な」という意味なので、この理由が特に大切であることを示します。例文では、消費者の行動を説明するうえで、「経済的な動機(incentives)が強く働いている」という点を理由の中心として位置づけることで、読み手に納得感を与えています。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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