毎日Eトレ!【1729】原因か割合か? 文脈で意味が変わる表現に注意

デイビッド・セイン先生が教える
TOEFLスコアアップのコツ

セイン先生がTOEFL対策で役に立つ英語をご紹介します。米国留学、大学院進学では必要になるTOEFL、ぜひこちらのコラムをご覧ください!今回は、文脈で意味が変わる表現に注意、です。

 

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Several environmental variables account for the rapid decline in coral populations observed over the past two decades.

過去20年間に観察されたサンゴの個体群の急激な減少は、いくつかの環境変数が原因となっている。

 

サンゴの減少は環境要因によって説明される

英文を読んでいると、文脈によって意味が変わるフレーズに出会うことがあります。たとえば account for という表現です。これには主に2つの使い方があり、1つはなぜそうなるのかを説明する「~の原因である」、もう1つは全体の中の割合を示す「~を占める」という意味です。

上の英文は、Several environmental variables(いくつかの環境変数)が the rapid decline in coral populations(サンゴの個体群の急激な減少)を説明できる、と述べているので、「~の原因である」という意味での使用例になります。

この意味の場合、fail to(~し損なう)のついた fail to account for(~を十分に説明できない)といった言い回しもあり、TOEFLの長文では学説の限界を述べる場面などで見られます。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

International applicants now account for a significant proportion of this year's graduate admissions.


今年の大学院入学では留学生の志願者がかなりの割合を占めるようになった。

 

▶一方、この account for a significant proportion of は「~のかなりの割合を占める」ということなので、もう1つの意味での使用例です。フレーズの意味が文脈によって異なるため、TOEFLの長文問題に account for が出てきたら、原因の説明なのか、割合なのかを即座に判断することが大切です。account for nearly half of(~のほぼ半分を占める)など、直後に「比率」を表す語句があれば「~を占める」、そうでなければ「~の原因である」と考えるとわかりやすくなります。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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