毎日Eトレ!【1746】欠点を認めても結論は崩さない

デイビッド・セイン先生が教える
英検上級レベルの英語感覚

英検上級レベルについてセイン先生に解説してもらいます。
今回は、欠点を認めても結論は崩さない、です。

 

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It does have drawbacks, but I still think the overall benefits outweigh the possible disadvantages.

たしかに欠点はありますが、それでも全体的な利益は、予想される不利益を上回ると思います。

 

弱みを認めつつ、自分の立場を守る切り返し

英検の面接試験で自信を持って考えを語った直後に、面接官から「でも、その考えにもマイナス面があるのでは?」と言われたらどうすればよいでしょうか。ここで No, not really. のように否定すると、かえって不自然になることがあるかもしれません。そんな場面で役立つのが上記の回答です。この文は、最初に欠点を認め、そのあとで結論を立て直しているところが強みです。まず It does have drawbacks(欠点はあります)で、does を入れて「たしかに」と少し強調したうえで、but I still think... と、自分の立場を維持することを示しています。overall benefits(全体としての利益)は総合判断であることを表し、outweigh は「上回る」と一語で言えて便利な動詞です。このように、自分の立場に含まれる欠点を否定しなくても、「全体としてはプラスだ」と比較で有利に持ち込んで、必ず元の結論に戻すことが大事です。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

There are some risks, but the long-term advantages are clearly more important.


多少のリスクはありますが、長期的な利益のほうが明らかに重要です。

 

▶この回答では long-term advantages を使って「長期的には有益だ」という形にしています。マイナス面がまったくないと主張するよりも、弱みを認めつつ、自分の立場を支持すべき理由を言えるほうが説得力があります。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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