毎日Eトレ!【1762】「背景まで語れる力」で差をつける
デイビッド・セイン先生が教える
英検上級レベルの英語感覚
英検上級レベルについてセイン先生に解説してもらいます。
今回は、「背景まで語れる力」、です。
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The problem is not simply personal; it is also shaped by social and economic conditions.
その問題は単に個人的なものではなく、社会的・経済的な条件によっても形づくられています。
個人的な問題で終わらせない
同じ英検の面接でも、準1級では人物の行動や気持ちの変化を整理して語る力が問われますが、1級では社会的なテーマについて、人の行動の背景にあるものまで見て話せるかが重要です。たとえば教育、仕事、福祉の問題では、家庭環境や制度のあり方が個人の進路や暮らしを左右することがあるからです。 上の例文では、The problem is not simply personal(その問題は単に個人的なものではない)と示したうえで、it is also shaped by social and economic conditions(社会的・経済的な条件によっても形づくられている)と続けています。つまり、ある問題を「個人の責任」として終わらせず、環境にも目を向けているわけです。ひとつの原因だけで説明しないことがポイントで、Personal responsibility matters, but it is not the whole story.(個人の責任は大切ですが、それがすべてではありません)のように言えると、バランスのとれた意見になります。 準1級の英語を1級レベルの英語へと育てる鍵は、視点を広げることです。物事の背景まで語れることが、1級らしいスピーチにつながります。
一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現
If many people face the same problem, we should look at the social systems behind it.
多くの人が同じ問題に直面しているなら、その背後にある社会制度に目を向けるべきです。
▶同様の考えを少しやさしく表現したフレーズです。look at the social systems behind it は「(問題の)背後にある社会制度に目を向ける」という意味です。多くの人に共通している問題なら、世の中の仕組みも見るべきだ、という趣旨です。
| 講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne | |
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日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。 |
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