イディオム&コロケーションで英語を攻略する46– ビジネス – 「厳しい競争」にもいろいろある

イディオム&コロケーションについて学びましょう

今回の記事では、ビジネの競争をめぐる英語表現をまとめます。スポーツの実況中継や解説記事でも同じ表現が使われています。冠詞の使い方についても解説します。

 

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「厳しい競争」

「厳しい競争」を表す次のコロケーションは、ビジネスでもスポーツでもよく見かけます。「厳しい」を表す形容詞の元の意味によるニュアンスの違い、場面による使い分けを理解しておきましょう。

-intense competition:
intense:「激しい」「強烈な」
市場シェアを巡る激しい競争、優勝をかけた激しい戦いなど。
万能に使うことができるので、ひとつ覚えておくならこれがおすすめ。

 

-fierce competition:
fierce:「激しい」「猛烈な」「獰猛な」
ライバル企業との熾烈な価格競争、宿敵同士のプライドをかけた熾烈な試合など。
intenseよりも感情的・攻撃的な激しさ。

 

- keen competition:
keen:「鋭い」「鋭敏な」
レベルが高いイメージ。ハイレベルな競争、代表枠を争う選手同士の鋭い競り合いなど
*ややフォーマルな表現

 

- cut-throat competition:
cut-throat:「熾烈な」「情け容赦のない」「喉を掻き切るような」
独占市場における容赦のない潰し合い、1枠を争う非情な生き残り戦など

 

-stiff competition:
stiff:「硬い」「困難な」「厳しい」「手強い」
競合が手強い場合や相手のガードが固く、崩すのが難しい場合

 

-hard competition:
hard:「固い」「難しい」「つらい」
*同僚や友人同士で使うカジュアル表現

 

「形容詞+competition」にa/anは付くの?付かないの?

付く場合と付かない場合があります!

 

・a が付かない(不可算名詞):
意味:抽象的な「競争」「競争状態」
特徴:どこからどこまでと区切れない概念としての競争を指します。

 

・a が付く(可算名詞):
意味:1回ごとの「コンテスト」「競技会」のほか、明確なシェア獲得競争など
特徴:始まりと終わりがあり、1つ、2つと数えられる具体的な出来事を指します。

 

動詞compete(競争する)+前置詞を使ったコロケーション

-compete with/against: ~と競う
*againstは「対抗」のニュアンスが強まる

 

-compete for: ~を求めて競う

Ex) We compete for market share.
意味:市場シェアを奪い合う。

 

-compete in: ~の分野で競う

They compete in the luxury sector.
意味:高級品セクターで競い合う。

 

-compete on: ~を武器にして勝負する

Ex) We compete on quality, not price.
意味:価格ではなく品質で勝負する。 

 

動詞compete(競争する)+副詞を使ったコロケーション

-compete fiercely/aggressively: 熾烈に競争する

 

-compete successfully/effectively: うまく競う

 

競争に関する英語のイディオム

-go for the jugular: 経静脈を攻める=一気に急所を攻める

 

Ex) Affle went for the jugular with their new pricing strategy.
意味:アッフルは新しい価格戦略で、競合の急所を容赦なく突きにいった。

 

練習問題

次の英文を日本語に訳してください。

 

1 How can we effectively compete with such a famous brand?

 

2 There has been fierce competition among global fast food chains since my childhood.

 

3 We should compete on how we are ecofriendly.

 

4 The new dog food brand won an intense competition.

 

解答・解説

1 どうやったらあのような有名ブランドと効果的に闘えるだろうか。

2グローバルなファーストフード・チェーンには、私が子どものころから熾烈な戦いがあった。
*始まりと終わりが明確でない「競争状態」を指しているため、不定冠詞は付かない
*子どもの頃から今まで続いているため、現在完了形が使われている

3 私たちはいかに環境に優しいかで競争するべきだ。

4 その新しいドッグフード・ブランドは、激しい競争を勝ち抜いた。
*始まりと終わりが明確な「競争」には不定冠詞が付く

 

 

ライタープロフィール●外国語人

英語、フランス語、外国語としての日本語を教えつつ、語学力に留まらない読む力、書く力を養成することが必要であると痛感。ヨーロッパで15年以上暮らし、とりあえず帰国。この世界の様々な地域で日常の中に潜む文化の違いが面白くて仕方がない。子育て、犬育て中。TOEIC®985点
Shibashibaのコーチング&語学レッスン

 

 

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