欧米の職場で気をつけたい!

差別表現・差別とはとられない表現10

日本人の知らない 

海外就職で本当に必要なスキル

欧米では、日本は性差別が残る唯一の先進国として知られています。一方欧米諸国では人種差別、性差別、年齢差別というあらゆる差別にとても敏感。日本の性差別というと女性の待遇が不十分であるという印象もありますが、実際、レディースデー・女性専用車というのは男性に向けた差別にあたるなど矛盾もちらほら。同じく欧米でもフェミニストを唄うタレントや、男女平等を考えさせる時事、主夫や女性のリーダーが出てきたりという現象の裏にはまだまだしっかりレディファーストがマナーとして根付いていたりなど、混乱する要素が沢山あります。今回は欧米で使ってはいけない差別用語と、意外にも差別とは捉えられない用語をご紹介します。

 

1.  年齢を尋ねる

これは男女関係なく避けましょう。明らかに相手が子供の場合は大丈夫ですが、海外の子供は年齢の割りに背が高かったり、大人っぽかったりするので勘がはずれることも……。

 

2.  性別を尋ねる

面と向かって誰かに尋ねるケースは稀かと思います。アンケートや履歴書など日本には案外性別を尋ねるという場面が多いですが、欧米では伏せるのが安全です。特に会社の人事関連では差別と訴えられることになりかねません! その他、女だから料理、男だから力作業などなどの性別ステレオタイプな発言も避けましょう。日本人は特に無意識に言ってしまうことがあるので気をつけて!

 

3.  出身地を尋ねる

これは欧米ではアジア人同士であれば大丈夫というのが暗黙の了解です。韓国、中国、タイ、シンガポール、台湾、日本……ぱっと見ではわかりませんからね! 個人的な経験ですが、外見がアジア人の方に”Where are you from?”(どこの出身ですか?)と聞いてもみなさん気さくに返答してくれます。アジア人以外の人に質問するのは、避けましょう。そのような質問にとても気を悪くする方も多くいますし、残念ながら質問してはいい相手とだめな相手を見抜くという手もありません。

 

4.  肌の色

黒人、白人、その他「あの○○人」など国籍で人の特徴をとらえるのはNGです。他の特徴を探しましょう。肌の色はだめでも、日焼けはOK。”Wow you have a great tan on you!”(いい具合に日焼けしてるじゃない)*TAN=黄褐色 というのは喜ばれるひと言です。

美白が美の象徴は日本や韓国のみ。欧米で”Wow you look very white”(白いわね!)というコメントは言わないように。失礼です!

 

5.  レディファースト

女性への敬意としての行為の裏には、男性が女性を助けてあげないと、という心理もあるようで皆が気づく頃には無くなっていそうな昔ながらの紳士マナー。

ドアをさっと開けてくれたり、先に通してくれたり……などなど地位関係なく男の上司でさえ女性の部下を先に通します。全ての男性が忠実に行っているわけではありませんが、お先へどうぞというジェスチャーをされたら素直に先に進むのがスマートです。躊躇しても相手が困ってしまいます。

 

6.  男らしい男と女らしい女

男性の事を”manly”(男らしい)、女性の事を”ladies-like” または年齢関係なく”girlie”(女の子らしい)という言い方もOK。男らしい男、女らしい女と言われて気を悪くする方もなかにはいるのでそこは見極めてください。

ちなみに日本でよく聞く「サバサバした……」という言い方は英語にはありません。

 

7.  あの人いいよね~

男女関係なく、差別用語にひっかからず「あの人いいよね!」という言い回し。

He/She is cool/ amazing/ brilliant/ fantastic/ so valuable/ incredible/ phenomenal/ sensational. I like him/her.

日本語ではなかなか言いにくいですが、欧米では会社でもあまり親しくない人にも使える一言です。

He/ She is~のかわりにYou are~とダイレクトに使っても喜ばれますよ!

 

最後に

こんな話題にお勧めの本。王子様に助けられるお姫様……というお話にうんざりの女性ふたりが書き下ろした1冊。おてんば娘の夜の読書という意味のタイトルで、長くつ下のピッピや、ココ・シャネルといった強い女の子が自分の力で世を切り開いていくお話しが集められたもの。欧米では大人にも人気の一冊ですが、子供向けとあって英語レベルは簡単なのもお勧めです。

Good Night Stories for Rebel Girls

 

伊勢 音亜(いせ・おとあ)

英国在住暦22年。社会人暦10年。元コンサルタントの英国人起業家に付き添いVC、スタートアップ、飲食業界、ブランディングなど幅広い業界にて幅広い経験を持つ。現在はロンドン、LEON社にてエンゲージメント、ブランドコミュニケーション、社内報の編集を担当。

 

 

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