オンライン英会話スクールの体験談:ラングリッチ

オンライン英会話スクール ガチレビュー!

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入学から受講開始までのステップの分かりやすさ

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入会手続きは、氏名、メールアドレス、パスワード、生年月日を入力し、PayPalで料金プランの選択とクレジットカード決済の手続きを行うだけなのでとてもわかりやすいものでした。料金プランは、1コマ25分の授業を一日に1回受講するか(6,000/)2回受講するか(10,000/月)の2択となっており、悩むまでもありませんでした。

 

入会手続きを済ませた後は、マイページでskypeIDを登録し、当日を含む直近4日間のスケジュールの中から空いている講師を予約して授業を受ける流れになっています。入会から受講開始までのステップはとてもシンプルでわかりやすく、ストレスを感じることは全くありませんでした。

 

敢えてマイナスポイントを挙げるならば、受講するにあたって、自分に適した教材がどれなのか、どのようなカリキュラムが最も効率良く英会話力の向上に繋がるのかが判らない点です。私のようにTOEICなどを受験した経験がなく、自分の能力が現在どのレベルにあるのか判断基準を持たない人の場合、自己判断で教材を選び、カリキュラムを組むことになります。自由度が高い反面、自分の能力に適したカリキュラムを組めているのか確信が持てないので、事前に学校側から何らかのアドバイスがあれば有り難いと思いました。

 

講師の選びやすさ

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ラングリッチでは、受講した講師を3段階評価(良い、悪い、評価しない)することが出来ますが、評価の内容は内部的なフィードバックに利用されており、受講者と講師には公開されていないため、自分に合った講師を探す時の判断材料にすることが出来ません。従って、公開されている講師紹介ビデオとお気に入り登録者数を参考にしながら自分に合う講師を探さなければいけません。

 

希望する講師を予約出来るかどうかは、予約の仕組みが大きく影響します。ラングリッチでは、毎日午前1時に更新される直近4日間のスケジュールの中から空いている講師を見つけて予約する仕組みになっています。毎日午前1時に第4日目の予約受付が始まりますが、受講者は在籍月数によって一日に予約出来る回数が決まっているため、長期在籍者が圧倒的に優位な立場にあります。(※1コマ25分の授業を一日に1回受講するプランの場合、初月1回、2ヶ月目以降2回、4ヶ月目以降3回、7ヶ月目以降4回)

 

この仕組みがあるため、私のように在籍月数が短く毎日受講したい人が、人気のある講師(上位10名)を予約することは非常に困難な状況にあります。どうしても受講したければ、日分の受講を諦めて第4日目の予約受付開始と同時に予約する、つまり、4日に一度だけ受講するしかありません。ここがラングリッチに入会して私が最もストレスを感じた点です。

 

自分に合った講師を探すにあたっては、まず、講師をお気に入り登録者数をもとに5つのグループに分け、各グループ毎に何名かの講師の授業を受けるようにしました。(下記表参照)その結果、上位16名の中にとても印象の悪い講師がいることや、あまり人気のないG5の中にとても自分に合う講師がいることがわかりました。最終的には、受講した講師25名のうち、次回以降も是非受講したいと思った講師は10名になりました。

 

グループお気に入り登録者数該当講師数全体比受講数自分に合う講師数
G1 400+ 1 0.5% 1 0
G2 300~399 3 1.4% 1 1
G3 200~299 12 5.7% 8 5
G4 100~199 50 23.7% 7 2
G5 0~99 145 68.7% 8 2
合計 211 100% 25 10

 

この10名について予約のしやすさについてまとめた結果が以下になります(日によってばらつきがあります)。

 

グループ自分に合った講師数予約のしやすさ
G1 0 -
G2 1 予約困難
G3 5 5名中3名が予約困難、2名は平日日中に空きあり
G4 2 2名とも予約困難
G5 2 2名中1名がやや予約困難

 

概ね予約し辛い状況であると言えますが、先に書いたとおりG4、G5の中にも良い講師はいるのでより多くの講師に接すれば予約しやすくて自分に合った講師が見つかると思います。また、自分が受講可能な時間帯によっても予約のしやすさが異なります。私の場合、在宅勤務で時間的制約がありませんでしたので幅広い時間帯から講師を予約することが出来ましたが、平日の早朝・夜間や休日を中心に受講する方は、選択の自由度が大幅に下がることが考えられます。さらに、在籍月数による予約の制限もあるので、継続的にお気に入りの講師だけを予約することは困難だと思います。

 

予約に関する分かりやすさ、取りやすさ

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①予約に関するわかりやすさ

 

予約の仕方には、以下の3つの方法があります。

 

No予約方法説明
1 講師予約 指定した講師の空き状況を見て予約
2 授業予約 日付と時間帯を指定して空いている講師の一覧から予約
3 振り替え予約 同上

 

講師予約は、自分がお気に入りに登録した講師のみを表示したり、お気に入り登録者数が多い順に表示したり、最近受講した講師のみ表示するこが出来ます。授業予約、振替予約は、時間帯別の空き状況を確認することが出来ます。いずれもとてもわかりやすく使い勝手のよい画面設計(UI)になっていると思います。

 

②予約のとりやすさ

 

平日は、午前5:30~8:00、午後8:00~24:30の受講希望者が多く、日によっては予約が埋まることもありますが全く予約できない状況ではありません。この時間帯を除けばだいたい5名~15名の講師が予約待ちとなっています。休日は午後に予約が集中しますが、受講者の都合でキャンセルが発生することもあるので講師を選ばなければなんとか受講することは出来ると思います。

 

9月に実施されたキャンペーンの影響もあってか9月中旬は予約し辛い状況にありましたが、1週間後に講師の増員がありました。スケジュール表に登録されている講師は、通常時約200名ですが、講師の一人から聞いた話によると在籍している講師は約1,000名いるとのことでしたので状況をみながら人員調整をしていると思われます。

 

時間帯別の予約の空き状況をまとめると、流動的ではありますが概ね以下のようになります。

 

No時間帯予約の空き状況
1 05:30~08:00 0~5名の空き(空きがない日が多い)
2 08:00~20:00 5~15名の空き(空きが多い)
3 20:00~24:30 0~5名の空き(空きがない日がたまにある)

 

項番1と3については、9月後半の講師増員により、混雑が解消されつつあります。

 

講師の質

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各講師を4つの評価項目(①熱心/事務的、②リラックス/緊張、③親切/不親切、④楽しい/苦痛)で5段階評価し、合計ポイントをまとめた結果が以下になります。(20点満点)

 

ポイント該当講師数全体比
1~5 1 4%
6~10 3 12%
11~15 11 44%
16~20 10 40%

 

フィリピン人講師は明るい方が多く、とてもリラックスして授業を受けることが出来ました。授業は、数分間の雑談から始まることが多いですが、これが緊張をほぐすのにとても効果がありました。また、私が英語でうまく説明が出来ず言葉に詰まっている時は、様子を見兼ねてすぐにフォローしてくれましたし、聞き取りにくそうにしているとすぐにskypeのチャットボックスにタイプしてくれました。

 

一方、無表情で事務的にテキストを読み進めるだけの講師もおり、授業を中断したくなるほどストレスを感じた講師もいました。講師の善し悪しを判断する上で、お気に入り登録者数は重要なファクターにはならないので、実際にたくさんの講師を受講して判断すべきと考えます。英会話初心者という立場でラングリッチを評価すると、講師間の指導力にあまり差がなく、楽しく学べると思います。 

 

回線状態の良し悪し

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回線の状態別日数をまとめると以下のようになります。

 

No回線状態日数
1 音声と映像が完全に途絶える 2
2 音質、画質が不安定 1
3 音声、映像が一瞬途絶える 17
4 音質、画質とも良好 10

 

項番1は、いずれも日曜日に発生。一度目は約1分間、2度目は約5分間の通信断がありました。休日に受講者が多いことが影響している可能性もありますが定かではありません。

項番2は、月曜日に発生。講師の話が聞き取りにくい状態が断続的に発生しました。

項番3は、原因の所在がはっきりしませんが、授業には一切支障がなく、全く問題ありませんでした。

 

項番1および項番2の状態は、9月後半に集中していた印象があります。ちょうどキャンペーン実施中だったので受講者が増えた影響とも考えられますが定かではありません。ラングリッチでは、全ての授業が高速光回線を導入したオフィスで行われており、それを他校との差別要素にしています。2度の通信断を除けば、授業に全く支障がないレベルの回線品質を担保できており、個人的には特に不満はありませんでした。

 

トラブルの有無やその対応の良し悪し

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①講師都合による休講

 

受講期間中に予約していた講師が急にお休みをとり、休講になったことが3回ありました。休講になった場合、ラングリッチでは、マイページで代講講師の授業を拒否する設定をしていない限り、自動的に代講講師がアサインされます。

 

1度目は、代講講師がアサインされ授業を受けましたが、休講に対する謝罪等は一切ありませんでした。幸い講師がとても良い方だったので不満は残りませんでしたが、学校側には最低限のマナーを講師に義務づけて欲しいと思いました。

 

2度目と3度目の休講は代講講師が不在(予約が全て埋まっている状態)でアサインされませんでした。代講講師がアサインされなかった場合、受講者に振替ポイントが付与され、スケジュール表の中から好きな日時に予約を入れることが可能になります。

 

振替ポイントで予約する場合、先述した契約月数による制約がないため、自由に予約を取ることができます。この振替ポイントを利用することで、通常であれば予約困難な人気講師の予約が可能となるため、とてもありがたい制度だと思いました。私は、この振替ポイントのおかげで複数の人気講師の授業を受けることができました。

振替ポイントは、会員である限り有効期限がなく、また、退会後も3ヶ月以内であれば利用可能となっています。学校側の都合で受講者が被った不利益に対しては十分な配慮がなされていると思います。

 

②通信トラブル

 

先述のとおり、受講期間中に音声と映像の完全な通信断が2回発生しました。

1度目は、回線復旧後に講師から謝罪はあったものの、あまり誠意は感じられませんでした。

2度目は、とても丁寧な謝罪がありました。

 

これとは別に、学校側のネットワークに障害が発生し、講師が教材の置かれているファイルサーバーにアクセス出来ないトラブルが一度ありました。その時は、講師から誠意ある謝罪がありましたし、ちょうど私自身がフリートークを試してみたいと思っていたタイミングだったので、特に不満を抱くことはありませんでした。

 

感想

 

①講師の年齢と勤続年数

 

講師は、20代前半の若い女性が多く、ほとんどが講師歴2年未満の方で占められています。受講した講師全員に確認したわけではありませんが、契約形態はパートタイムのようです。英会話教室(オフライン)と掛け持ちの方もいました。基本的にフレンドリーな方が多く、私のような初心者でも楽しくレッスンを受けることができます。

 

②講師の勤務パターンとお気に入り登録者数の関係性

 

講師の勤務パターンはだいたい固定化しており以下のように分類できます。

 

No勤務パターン時間枠
1 早朝 5:30~8:30
2 夜間 20:30~24:30
3 早朝・夜間 5:30~8:30/20:30~24:30
4 前半 5:30~15:00
5 後半 15:00~24:30

 

上記時間枠で平日勤務の方、休日勤務の方、ほぼ毎日勤務の方に別れています。ほぼ毎日、早朝夜間勤務されている講師ほどお気に入り登録者数が増えやすい傾向にあります。勤務時間が長く、多くの異なる受講者に接する機会が多い講師がお気に入り登録者を増やしていると思われます。受講者が少ない平日12:0018:00頃に勤務している講師の中には、予約が埋まらない方もいますが、良い講師もいます。

 

③個人的な感想

 

私は、入会前に毎日受講することを自分に課してたせいもあり、受講前と比べ、英語で話すことに対する抵抗を払拭することが出来ました。

 

講師が私のような英会話初心者に慣れているという面もあると思いますが、何とか英語で伝えようと必死になれば、例え間違った文法、言い回しでもそれなりに意思が伝わることを経験することが出来ました。それが出来たのは、明るく親切でフレンドリーな講師が多かったお陰だと思います。

 

受講する前は、英作文力を鍛えるために無料の言語交換サイトで自分の英作文をネイティブの人に添削してもらったり、読解力を鍛えるために英語の本を読んでみたり、ヒアリング力を鍛えるために英語でニュース番組を見たりしていましたが、今回初めてオンライン英会話スクールに入会してみて、実際に会話することがとても重要性だと感じました。上級者にとってラングリッチがどのような英会話スクールであるかは判断できませんが、初心者には適しているというのが正直な感想です。

 

Photo by SuperFantastic

 

 


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