毎日Eトレ!【190】めったにない!
ネイティブなら英語で何て言う?
notは使わない!
しっかり覚えておこ

今回のテーマは、「めったにない」と言いたい時の英語フレーズです。「そんなことめったにないよ!」とか、「ほとんど理解できてない」などと程度が少ない時に、英語ではどう表現すると思いますか? 日常会話で意外と言いたいものですがとっさに出てこないもの。いくつか使い分けが必要なので、ちょっとしたコツを覚えて使ってみましょう。
rarely
めったにない
seldom
めったにない
hardly
めったにない(ほとんどない)
解説
否定文のように見えるので、notをどこかに入れたくなりそうですが、実は上記副詞はすでにnotのニュアンスを含んでおり、少し違和感があるかもしれませんが、notを使わずに成り立ちます。
rarely めったにない
➡頻度が少ない時に使います。
I rarely go outside on the weekend.
週末はほとんど外出しないんだ
It rarely snows in Tokyo.
東京にはほとんど雪が降らないよ
seldom めったにない
➡頻度が少ない時に使い、rarelyよりもフォーマルです。
He seldom reads books.
彼はほとんど本を読まないよ
She seldom or never smiles.
彼女はほぼ、もしくは絶対に笑わないんだよ
➡seldom or neverで「ほぼ、もしくは絶対にない」という意味になり、頻度の低さを完全に打ち消す形となります。
hardly めったにない(ほとんどない)
➡rarelyとの違いは、頻度ではなく程度が少ない時に使います。
A: Can you speak English?
英語話せる?
B: I can hardly speak English.
ほぼ話せないよ
➡こんな会話の時は単にHardly.「ほとんど無理」と省略して返事にするのがネイティブ流です。
A: Did you understand what she said?
彼女が言ったこと理解できた?
B: Hardly...
ほとんど理解できなかったよ・・・
ライタープロフィール●Cinnamon Roll
高校で米国へ留学し、外語大で英語を専攻。卒業後に日本のメーカーで海外営業を担当し、その後外資系メーカーでキャリアを積み、現在は語学研修コンサルタントとして活動。これまでの経験を生かし、日常英語に加え、グローバルビジネスでも通用する英語も少しずつ紹介していきます。