Ladies first.はもう古い?
順番を譲る時の常識フレーズはコレ!

デイビッド・セイン先生が教える
ヘンな日本人ビジネス英語

ビジネスシーンでも使いたいのは、英語が母国語でない相手とやりとりすることも多いから、シンプルで分かりやすい簡単な英単語や英語表現ですよね。簡単な英語の中にも、日本人が言ってしまいがちな間違い英語や、表現をちょっと直すだけでスマートなビジネス英語になる表現があるんです。

そんなビジネス英語表現を2週間に一度人気英会話講師である、デイビッド・セイン先生に教えてもらいます。誰でも身に覚えがありそうな、日本人ならではの英語の間違いを減らして、スムーズなビジネスコミュニケーションしてみましょう。

第3回 オフィス

積極的に使ってみよう!スマートな「お先にどうぞ」って?

 

イマイチ英語 Ladies first.

レディー・ファーストですから

 

イチオシ英語 After you.

お先にどうぞ

 

 

ジェンダーフリーな「お先にどうぞ」がイマドキ

あなたはひとりがやっと通れるくらいのオフィスビルの入り口前までやって来ました。もし、あなたとほぼ同じタイミングで入り口に到着した人がいたら、あなたはどうしますか? 具体的には、英語でなんと言って順番をゆずりますか?

欧米では、どちらかが男性なら、男性の方が女性にゆずるケースが多いようです。これがよく言う「レディー・ファースト」ですね。男性なら順番をゆずる時にLadies first.を使うのもアリです。女性がひとりだとしてもLadyではなく必ず複数形のLadiesとなります。ちなみに、単語を逆にしたFirst ladyはアメリカの「大統領夫人」を表す表現です。

話を元に戻しますと、Ladies first.なんて「なんとなくきざっぽくて使いにくい」と感じる日本の男性は多いはず。そんな時にうってつけなのが、After you.です。もっと言うと、After you.は性別を問いません。つまり、とても「ニュートラル」な表現なので、こちらの方が好まれて使われています。

 

 

After you.をどんな時に使えばいい?

After you.の使い方を、3つのシチュエーションで確認しましょう。

 

①ビュッフェレストランにて

A: Do you mind if I help myself?
先に取りに行っていい?

B: After you.
どうぞ

 

②前の人がドアを押さえてくれて

A: Thank you for holding the door for me.
ドアを開けておいてくれてありがとう

B: No problem. After you.
どういたしまして。お先にどうぞ

 

③レジにて

A: Can I check out before you? I just have one item.
先にお会計をさせてもらえますか?買うのは1個だけなので

B: Sure. After you.
いいですよ。お先にどうぞ

A: Thank you.
ありがとう

 

After you.は「あなたの後に(入ります/並びます)」で、「お先にどうぞ」という意味を表しています。これは、①ならI’ll help myself after you.「私はあなたの後に取りに行きます」、②ならI’ll go after you.「私はあなたの後に行きます」といったフレーズの短縮形ということになります。

また、あなたが順番をゆずられたら、③にあるように、笑顔でThank you.と返すといいでしょう。

 

 

その他の「お先にどうぞ」の表現は?

先の質問ですが、他にはどんな「どうぞ」の言い方があるでしょうか? Please. / Go ahead. / You first. などでも通じますが、After you.には謙虚なニュアンスも含まれるのでオススメです。

 

 

関連表現

After you.は順番を譲る時の「どうぞ」でしたが、「手渡す」「促す」「許可する」といった行動と共に使われるさまざまな「どうぞ」の表現を見ていきましょう。

 

Here you go.
はい、どうぞ
*何かを手渡したり、提供する時のひと言。Here you are.とも言います。

 

Be my guest.
どうぞお召し上がりください/どうぞご自由に(お使いください)
*食事を勧めたり、許可を求められた時の返答です。

 

Please make yourself at home.
どうぞごゆっくり/くつろいでくださいね
*「自分の家にいる気分でリラックスしてください」ということ。

 

Feel free to use it.
どうぞ自由に使ってください
*feel free to...は「自由に~してください」と促す時の定番フレーズです。

 

 

今日のボキャブラリー

ブラック企業 

残念ながら、英語でblack companyと言ってもあなたが思っている意味では伝わりません。「ブラック企業」に近い表現は、sweatshop。これは、一昔前にロンドンやニューヨークなどで社会問題化した主に衣服を縫製加工する工場の劣悪な労働環境が由来です。また、「労働法の規定の範囲を逸脱している」という意味でoutlaw comapny(違法企業)やslave company(奴隷企業)などと意訳するとネイティブに伝わりやすくなります。

 

 

構成・文/デイビッド・セイン

 

 

 

 

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