爆笑!! ヘンな日本人英語5選
デイビッド・セイン先生に聞きました!
あなたも間違って使ってない?
今すぐチェックしよう!
今回は日本人がよく間違えて使っている英語表現を、人気英語講師のデイビッド・セイン先生に聞いてみました。あなたも日本人英語を間違えて使い続けていないか、早速チェックしてみましょう!
ネイティブがよく耳にする、ヘンな日本人英語はこれ!
その1
ネイティブをザワつかせる、
アブナイ日本人英語、Help me!
× Please help me.
○ Can you give me a hand?
ちょっと手伝ってもらえない?
➡Please help me.はとても「おおげさ」に聞こえてしまい、言われた方は、何事かと心配してしまうでしょう。「ちょっと手を貸して欲しい」くらいなら、〈give 人 a hand〉を使うのがオススメです。
その2
英会話あるある なぜか話が食い違っていく!
という事態になりがちな間違い
× What company are you from?
○ What company are you with?
どちらの会社の方でしょうか?
➡電話などで、相手の名前だけでなく、会社名も聞きたい時の表現です。fromなどを使ってしまいがちですが、fromだと、「どこの会社出身ですか?」となり、「以前働いていた会社」を尋ねられているかのようなニュアンスになってしまいます。この場合、「~の一員」という意味がある、withを使うのが自然です。
その3
文化の違いだけど…
「これ以上聞かないでね」と誤解されちゃうよ!
× I’m an office worker.
会社員です
○ I’m a computer systems engineer.
コンピューター・システムエンジニアをしています
➡What do you do?「どういうお仕事をなさっているんですか?」などと尋ねられた時の返答です。実はネイティブが「会社員です」と答えることはほとんどありません。Designer「デザイナー」やreceptionist「受付係」のように職種を言うか、work in ...「…の分野で働いています」などを使って、I work in social welfare.「社会福祉の分野で働いています」のように言うのが一般的です。状況にもよりますが、「会社員です」だけでは、「これ以上私のことは聞かないで」と誤解されてしまって、その後の関係性に悪影響があることも。
その4
ネイティブを困惑させる、
本当に怖い「和製英語」のワナ!!
× I want to claim about the above person.
○ I’m afraid I have to complain about the person staying in the room above me.
上の部屋に泊まっている人について苦情があるんです
➡「苦情を言う」は、claimではなくcomplainと言います。また、I want to ...だと「苦情を言いたいの!」といったニュアンスになるので、駄々をこねる子どものように聞こえてしまうかも。I’m afraid I have to ...「すみません、…したいのですが」と大人な言い回しが使いこなせるとよりGoodです。
その5
テンション低っ! とならないために…
テンション高めっぽい感じの返答に!
△ Coffee, please.
コーヒーを下さい
○ Sure! Coffee sounds great!
うん! コーヒー、おいしそうだね!
➡Can I get you some coffee or something?「コーヒーか何か持って来ましょうか?」という申し出に、あなたなら何と答えますか? Coffee, please.も悪くありません。ただ、声のトーンによっては「コーヒーで」という冷めた言い方になってしまうことがあります。せっかく親切な申し出をしてくれているのですから、「いいですね! ぜひいただきたいです」という気持ちが伝わる言い回しで返事をしてみましょう。soundには「…に思われる」という意味があり、〈sound 形容詞〉の形でよく使われます。
デイビッド・セイン先生に聞く
英語のコミュニケーション力をつける学習法とは?
英語でこちらの気持ちを伝えるためには、コミュニケーション力に加え、それらを英語で表現できる、本物の英語力、つまり英語のコミュニケーション力を身に付けることが重要なポイントです。
私はいつもスクールの生徒さんたちに、対話形式のフレーズを「見て」「聞いて」「発話する」学習方法を勧めています。こうすることで学習スピードも速くなり、自然な会話と発音を確実に覚えるのに効果的だからです。ですから、とっさの時でもちゃんと聞き取れて受け答えができる、英語のコミュニケーション力を身に付けることにつながります。
カシオの電子辞書エクスワードに搭載されている「スキット・トレーニング」は、まさに私のおすすめしている学習方法がそのまま実践できます。 エクスワードには対話形式のフレーズとネイティブの発音の音声データが収録されていて、ネイティブの会話を聞いて相手の言葉に返答するように発音し、その自分の声を録音してネイティブの発音と聞き比べる、対話形式のトレーニングを繰り返し行うことができるのです。
今回紹介した日本人がよく間違って使っている会話表現以外にも、「日常」や「ビジネス」、「学校」、「トラベル」など、さまざまなシチュエーションでの会話表現が収録されているので、英語のコミュニケーション力を身につけるために、エクスワードの「スキット・トレーニング」がお薦めです。
(*今回紹介した日本人英語の正しいフレーズは、エクスワードに収録されています)
英語は“習うより慣れろ“。エクスワードなら、持ち運びもできて、通勤時間などの隙間時間を利用して習慣的に英会話のトレーニングを行うことができるので、効率的な学習にうってつけなのです。
デイビッド・セイン先生おすすめの「スキット・トレーニング」で英語のコミュニケーション力がアップする
対話形式のネイティブ発音と文章(スキット)を収録。相手のセリフに答えるように発音・録音し、聞き比べ、実践さながらの対話を繰り返し練習することで、英語のコミュニケーション力を強化します。
【Step1】
相手のセリフを聞く
【Step2】
自分のセリフを見ながら発音を練習
【Step3】
録音した会話とお手本の会話を聞き比べる
*エクスワード ビジネスモデルXD‐K8500の詳しい商品についてはこちら!
プロフィール
デイビッド・セインアメリカ合衆国アリゾナ州出身。カリフォルニア州アズサパシフィック大学(Azusa Pacific University)で、社会学修士号取得。 証券会社勤務を経て、来日。日米会話学院、バベル翻訳外語学院などでの豊富な経験を活かし、現在までに140冊以上、累計350万部超の英語関連本のベストセラー著者。英会話教室の運営、翻訳、英語教材制作などを行うクリエイター集団『エートゥーゼット』の代表。日本人に合った日本人のための英語マスター術を多数開発する、日本における英会話教育の第一人者。
文・出演/デイビッド・セイン
写真/さとうのりゆき 取材・構成/天野里美(編集部)