毎日Eトレ!【209】kind of~、sort
of~ネイティブ的英語のニュアンスは?
「まあね」など曖昧なあいづち
としても使える

今回のテーマは、口語でよく使われる「〜みたいな」や「〜のような」、「そんな感じ」といったフレーズです。口癖のように使っているネイティブスピーカーもいるほどよく聞きますが、あまり使い過ぎるとカジュアルになり過ぎるので適度に使うのがおすすめ。いくつかバリエーションがあるので覚えましょう。
like〜
〜みたいな、〜ような
like that
そんな感じ
kind of〜
(どちらかと言えば)そんな感じ
sort of〜
(まあまあ)そんな感じ
解説
like〜 「〜みたいな」「〜ような」
like「好き」で知られるこの単語ですが、「〜みたいな」という意味でもよく使われます。相手にわかりやすく物事を伝える時に、例えをあげて伝えたりする時に使えます。
下の例文のように「りんごみたい」「サウナみたい」と言いたい時はlike applesやlike saunaのように、名詞の前につけたりするのが一般的です。
<例文>
A : Can I ask what this fruit is?
この果物何か聞いてもいいですか?
B : It's called Nashi. It's like apples, but different color and taste.
これは梨っていう果物です。りんごみたいですが、色も味も違います
<例文>
A : What's the weather there?
そっちの天気どうよ?
B : It's like sauna.
サウナみたいだよ
like that 「そんな感じ」
likeにthatを付けたフレーズで、話し相手から「これってこういうこと?」と確認のニュアンスの質問をされて、だいたい合っている時に使います。これをワンフレーズとして使うことが多いです。
<例文>
A : Does it take like an hour to get there?
あそこまで、1時間くらい掛かるかな?
B : Like that.
そのくらいだよ
➡Like that.の前にsomethingやkind ofをつけて、Something like that.「そんなような感じ」やKind of like that.「どちらかと言えばそんな感じ」というようにも使えます。
kind of〜 「(どちらかと言えば)そんな感じ」
上記の例でも少し触れましたが、kind ofとsort ofです。どちらもほとんど意味やニュアンスは変わりません。どちらも直訳すると、「〜の一種」という意味で、相手に噛み砕いてわかりやすく説明する時や、相手から確認のニュアンスの質問をされた時に、全ては合致してないけど、どちらかと言えば合っている時に使います。名詞の前に使うことが多いですね。
<例文>
A : What are Wallabies like?
ワラビーってどんな感じなの?
B : Wallabies are kind of Kangaroos.
ワラビーはカンガルーみたいな感じだよ
<例文>
A : What happened to you? Are you okay?
何があったの? 大丈夫?
B : Sort of.
まあね
➡口語ではsort of単体で使えます。Are you okay?「大丈夫?」と聞かれて、Sort of.「まあね」と答えるのは何か事情があり、100%Okayではないニュアンスとして使えます。Kind of like thatやSort of like thatと組み合わせて使うことも出来ます。
ハリウッドの映画や海外テレビドラマを観ると、とても頻繁に使っています。適度に会話に含めて使ってみましょう。
ライタープロフィール●Cinnamon Roll
高校で米国へ留学し、外語大で英語を専攻。卒業後に日本のメーカーで海外営業を担当し、その後外資系メーカーでキャリアを積み、現在は語学研修コンサルタントとして活動。これまでの経験を生かし、日常英語に加え、グローバルビジネスでも通用する英語も少しずつ紹介していきます。