毎日Eトレ!【1551】「時」や「条件」を表す副詞節について学ぼう!

デイビッド・セイン先生が教える
大学受験対策でおさえておきたい文法のポイント

セイン先生が大学受験対策で役に立つ英語をご紹介します。受験までの空き時間、ぜひこちらのコラムをご覧ください!今回は、「時」や「条件」を表す副詞節、です。

 

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When it (   ) raining later, we will go for a walk.

あとで雨が止んだときに私たちは散歩に行きます。

 

空所に入る語句は?

今回は「時・条件」を表す節について学びましょう。

上の問題文では、later(あとで)とあるので、つい未来形の will stop を空所に入れてしまうかもしれませんが、正しくは現在形の stops を用います。この文の構造を見てみると、When で始まる節が、メインの動詞 will go について「~するときに(行く)」という説明をしていますね。このように、主節の動詞について説明する役割をもつ副詞節の中では、未来のことに関しても現在形を用いて表現するのがポイントです。

ほかの例で確認すると、She will be disappointed if it rains on her birthday next week.(来週、自分の誕生日に雨が降ったら彼女はがっかりするでしょう)という文では、if 以下の節で、未来形の will rain ではなくrains が使われていますね。これは if で始まる副詞節が、主節の動詞 will be disappointed について、「もし~ならば(がっかりするだろう)」という説明をしているからです。

「時」や「条件」を表す副詞節では、たとえ未来のことであっても現在形の動詞を用いますので、しっかり覚えておきましょう。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

They are not sure when the package (   ) delivered on Monday.


彼らは月曜日のいつ荷物が届くのか、わかっていません。

 

▶しかし、when や if で始まる節が、つねに未来のことを現在形で表すとは限らないので要注意です。「いつ~なのか」「~かどうか」といった意味を表して、名詞のような働きをしている節の場合には、ふつうに未来形を使えます。上の文の when 以下は「いつ~なのか」という意味なので、空所に入るのは is ではなくて、will be ですよ。

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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