TOEFL対策:ライティング編 適切な回答をロジカルに作るクセを

TOEFL writing

ライティングはふたつのエッセイを書きます。まずひとつ目のIntegrated Taskは20分以内にリーディングとリスニングを元にした題材で書き、ふたつ目のIndependent Taskは30分以内に与えられたトピックに対して自分の意見を述べます。

 

ライティングが他のセクションと違うのは「猶予がある」という点です。他のセクションは次々と問題をクリアしていかなければならないので時間配分がとても重要です。もちろんライティングも時間内にパッセージを理解し考えをまとめながら文章を書かなくてはならないので難題ではありますが、しっかり考える時間が与えられるのです。さらに、Integrated Taskの間はパッセージを読み返す事も出きます。時間と情報がそこにあるのです。

 

Official Guide to the TOEFL Test With CD-ROM, 4th Editionにもありますが、エッセイには正確な情報を網羅し、分かりやすい構成で内容を発展させる事がカギとなっています。情報の把握は他のセクションでの学習がものを言います。ライティングは、リーディング力、リスニング力の総まとめのようなものです。このふたつが整っていないと情報を網羅したエッセイにまとめる事ができないので、しっかりとリーディングとリスニングの力をつけておきましょう。

 

エッセイをロジカルに仕上げるには、様々な添削サービスを利用し他人の目線で客観的に評価をしてもらいましょう。自分の主張をするだけではなく、どれだけ相手に分かりやすく伝わるかがライティングで求められるポイントです。より多くの情報を盛り込み、想像力を膨らませるような展開を構成しましょう。今知っている以上の語彙はその場では使えませんので、今の英語力でどこまで伝えられるかが勝負です。多少のスペルミスなど細かい点は見逃してもらえるので、制限時間ではより分かりやすい内容にする為の構成や流れを考えることに集中しましょう。

 

分かりやすく文章を構成するのにテンプレートの活用も大切です。使いやすいパターンをいくつか持っておき、日常生活でもこのテンプレートに考えを当てはめて構成を理解しましょう。テンプレートは正解ではなく、正解に導くためのツールです。基本はレクチャーやパッセージの内容を十分理解して自分の考えをまとめる事が求められますので、毎日英語日記を付けたり、英語チャットに参加するなどして、考えてまとめる癖をつけましょう。

 

ライティングはTOEFLの最終セクションです。これまでの疲れも出てくる頃かもしれませんが最後のひと踏ん張りで頑張りましょう。

 

Photo by Karin Dalziel

 

 


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