毎日Eトレ!【78】ジャージは汗?
子ども同士が言うXYZは?
まるで意味が違うから
性格疑われちゃうかも
今回のテーマは、「ネイティブにこれを言っても別物になっちゃう! 英語のようで実は通じないカタカナ用語」です。今回は洋服についての単語をご紹介。日本語とは別物になってしまって外国人を戸惑わせること間違いなし! 正しく覚えて言えるようにしておきましょう!
ジャージ
正解 sweats
解説
ジャージのつもりでjerseyというと、野球やサッカー、バスケットボール選手の着ているユニフォームや、その形をしたシャツを指します。ですから、I’ll wear jersey.と言うと、野球やサッカーのファンが応援の時に着る番号のついたシャツを着るイメージになります。
運動する時に着る、長袖の上着とズボンの上下セットの「ジャージ」のことはsweatshirtとsweatpantsがセットになった、sweatsuit(スウェットスーツ)または、sweats(スウェッツ)と呼びます。日本では「スウェット」と発音しますが、sweatだけだと「汗」という意味になってしまうので、sweatsuit(スウェットスーツ)または、sweats(スウェッツ)と言うように注意しましょう。
チャック
正解 zipper
解説
これはみなさんご存じだと思いますが、チャックは英語ではありません。zipperと言います。ではチャックは英語でどんな意味があるかというと、「ぽいっと投げる」とか、「捨てる」という動詞や、男性の名前の「チャックさん」のことを言います。
「チャックを閉める」はzip up.やfasten your zipper.や、「(私の)チャック閉めて~」と言う時はZip me up!、「チャックを開ける」はUnzipと言います。
ちなみに、ネイティブの小学生の間ではズボンのチャックが開いている友達に、”XYZ!” (Examine Your Zipperの略)「自分のチャックをよく見て!」と言ってこっそり教えてあげたりします。
ライタープロフィール●Y. DINK
英語講師歴10年。高校生の時カナダ留学を経験し、その後外語大学で英語を学ぶ。得意分野は英会話。海外生活やアメリカ人との国際結婚の経験を通じて学んだ、主にアメリカ英語のフレーズをご紹介。現在二児の母として子育てにも奮闘中!