毎日Eトレ!【402】多分あとから2、3人来ます

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英語でこれって何て言うんだろう? そんな疑問に思う瞬間、ありますよね。毎日Eトレ!では日常で使えるフレーズをテーマごとに紹介して解説します。またこの他にもこう言える、というバリエーションも紹介するので早速会話でしゃべって使えるようになりましょう。

A couple more people are probably coming.

多分あとから2、3人来ます

 

日本語にもあるあいまいな表現、英語でさり気なく言えるようになろう

アメリカではこのa coupleというのは非常によく使われます。「ふたつの」「数個の」という意味です。カップルなのでわかりやすいですね。
上の会話例のように「あと、2、3人」と言うならa couple more peopleですが、「2、3人の日本人」と言うのであればa couple of Japanese peopleとmoreがofに置き換わります。
そしてもうひとつつけ足しておきたいのが、アメリカの場合、この「2、3」というニュアンスも人により感覚がバラバラということです。a couple of thingsと言って3、4個のこともあるし、a couple of minutes「数分」と言って10分だったこともあります。
日本語に訳せば「数個、数分」のように訳せますが、お国柄でしょうか、人により感覚の幅が日本より広いように感じます。語源的にはカップル=2なのですが、ここに引っかかって、誤解が生じないようにしたいものです。確信的な情報が必要な時は、具体的な数字で確認したほうがいいでしょう。 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

We are missing a couple of people, they will be here soon.
すぐにあともう2人来ます

▶We are missing a couple of peopleで、「まだ2人来ていないんです」ということが表現できます。あえて直訳にしたら「私たちは2人欠けています」ということですね。
missはいろんな意味があり代表的な「失敗する」という意味は多くの人がご存知ですが、このように「見落とす」「欠席する」と言う感覚でもよく使われます。初心者の方は要チェックですね。

 

Maybe just one more person is coming.
もしかしたらひとりしか来ないかもしれません

▶上のふたつの文のあとに予定が変わり、ひとりが来れないかもしれないシチュエーションですね。
justはonlyと同じく「○○だけ」を表すのに非常によく使われます。レストラン入店時のHow many of you?「何名様ですか?」の返答、Just one.「ひとりだけです」のような言い方は定番です。ここでOnly one.と普通は言いません。孤独な響きがしてしまいます。

 

 

ライタープロフィール●Yukari Weber

英語を母国語としない人向けの英語教授法の資格TESOL取得し、英語コーチとして大人からのやり直し英語、親子で楽しむバイリンガル子育てをサポート。自身のアメリカ留学、アメリカ人との国際結婚、二児のバイリンガル子育てなどのアメリカ実生活を通して、教科書からは学べないリアルな英語や文化の違いを伝えるとともに、学習者や海外在住者のストレスをなくし、楽しい生活を応援して行くことをミッションとしている。お笑い好き。


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