親子留学、ママの英会話力向上計画。
マレーシアの語学学校で英語以上を学ぶ

フォトグラファー須藤夕子さんが
写真で綴る親子留学実体験記

笑顔泥棒と称して人物などのポートレート撮影を中心に活動する、ママフォトグラファーの須藤夕子さんが、2011年に出産した愛娘と一緒に、2015年12月から親子留学行きを決定! なぜ今、家族が離れて親子留学なのか? 親子留学の実体験記を公開してくれます。

クアラルンプールの語学学校、どんな感じ?

 娘の学校生活もようやく落ちつき、私も今後の親子留学の生活のためにも、かねてより計画していた英語の語学学校に行こう! とクアラルンプールの都心部にある学校に1ヵ月半の間で2ヵ所通ってみました。

 昨年横浜で開催された「マレーシアロングステイセミナー」でいろんな語学学校のパンフレットをいただいていました。学校の情報はそれらを参考にして学校を選びました。

 

 ひとつ目はブキビンタンにある「ICLS」というスクール。

 都心部の語学学校としてはかなり安く、日本人スタッフがいるので、日本語で親切に対応してくれるため、ほとんど英語が話せない人はここがオススメです。

 2週間で午前中2時間半 MR280+テキスト代MR40(約9,000円)、これに入学金MR 100(約2,800円):1週間のみはMR50(約1,400円)というお値段。

 当日教室に入ってみると15人くらいのクラスに10名以上の日本人がいました。

 授業中はとにかく静か。授業中は先生の声と先生に当てられて発言する生徒の声以外はほとんど声なんか聞こえません。普通の日本の大学の授業のような、相手の出方をみんな伺っているような、とても消極的で良く言えばお行儀が良い、日本人ばかりのクラス。

 

 授業を担当してくださった先生はインド人でした。私がインド人のアクセントに耳が慣れていないこともあって、少し英語が聞き取りにくい部分もありましたが、とても面白い先生でした。

 私がこちらでトライアルレッスンを受けている期間はちょうど春休みということもあって、日本人の大学生がたくさんいました。何だか日本の英会話スクールに行くのとそんなに変わらないという印象もあったので、1週間のトライアル期間だけお世話になり、他の学校を探してみることにしました。

 

 

日本人スタッフゼロ、近所の語学学校に 

 他の学校もいろいろパンフレットで見てみた結果、近さを優先して近所の「ELIT Language Centre」に1ヵ月行くことにしました。日本語が話せるスタッフはゼロでした。

 入学前にレベル分けテストをして、その場で支払いになります。ちなみにこの学校は現金のみ受け付けの学校です。翌日メールでクラスと日程が送られて来て、初日は朝9時に学校へ行きました。

 ちなみに私はこれまで英会話スクールなどには全く行ったことがなく、NYやパリで短期ホームステイをして学んだことと、海外で語学に触れる機会は仕事やひとり旅で経験しただけ。

 レベル分けテストでも指摘がありましたが、文法がめちゃくちゃなので、超初級からふたつくらい上のクラスに入りました。

 

 

日本人は私だけ! 世界にはいろんな国の人がいることを改めて実感

 教室に入ると20名ほどの生徒が。そのほとんどが中東の生徒とアフリカ系の生徒ばかり! そして今度はなんと日本人は私ひとり!!

 自分の人生において中東の人と何か一緒に学んだり遊んだりした経験ってあったかな? と考えると、出身地の横須賀では基地内で働くアメリカ人が近所に住んでいたこともあり、40年近く前の子どもの時にアフリカ系の子と一緒に、言葉も分からず遊んだ記憶があるのみ。それ以降アフリカ系の人と学習などご一緒した経験はほとんどない。仕事なら、オーランド・ブルームやリチャードギア、レオナルド・デカプリオなどアメリカやイギリスの人などならご一緒させていただいたことはあったけれど、記憶を遡っても中東やアフリカ系の方とお仕事させていただいたことはありませんでした。

 特殊な仕事をしている私でも、日本にいるとなかなかいろんな国の方と接する機会がなく、ごく限られた外国の方か、ほとんど日本人としか接していない、接する機会がない、という状況だったということを改めて実感しました。

 

これが授業の様子 

 

プロジェクターを使った座学 

 

クラスメイトには6人の妻が! 語学学校ではカルチャーショックがいっぱい

 クラスの生徒に出身地を聞くと、ソマリア、リビア、イエメン、イラク、カタールなど、現在ニュースなどで危険なお国の様子が聞こえてくる地名が目立ちます。

 でも、みんな20歳前後と若いのもあって、とにかく明るくて元気! 毎日3時間×週5日×4週の60時間を一緒に過ごしました。

 そして全員よく発言し、まあ、よく手を挙げる! 「俺、俺、俺!!! 先生! 先生!」と勢いがすごい。こんな授業は日本では体験したことも見たこともないほど。元気の良さに圧倒されてしまいます。

 さまざまなお国の方がいるので、生徒の自己紹介でイエメンから来た生徒は、I have 6 wife (partner) .と言っていて、『え? 6人も妻? 一夫多妻制ってこと?』と、日本ではまず聞いたことのない自己紹介に興味津々でした。

 それから先生が、「自分のお爺さん世代と今の生活との違いについて話して下さい」とお爺さんについて話す時にはMy grandfather has a Camel.と言う生徒がいて、『なにーーーー? ラクダに乗ってたわけ? どういうこと?』と、質問したいことばかり、本当に面白い!

こちらのスーパーで売っていたラクダの牛乳です。甘くて美味しかった!

 

 

イエメンから来たクラスメイト。授業中はみんな超積極的です

 

ほとんど毎日小テストがあって、勉強する習慣が身につきます

 そもそも日本語で英語を学んで来たので、先生の説明や質問でよく使われる授業中の言葉の意味が分からなくて戸惑いました。例えば「verb」=動詞 「past」 過去(形) これくらいは知っていましたが、学校に行く前に予習しておくべきだったと反省しました。

 また、ほぼ毎日のように小テストがあり、毎日勉強する習慣が身につきました。小テストは、中学生の頃に英語の勉強をしていた人なら改めて勉強しなくてもできる簡単な過去形のテスト。

 

先生がよく使っていた言葉で私が辞書を引いた言葉一覧

Comparative 比較

Superlative 最上級

Syllable音節

Plural 複数形

Auxiliary verb 助動詞

Objective 形容詞

レッスン中の様子 

 

 

これが小テスト 

 

 

ソマリア、リビアから来たクラスメイトたち。自分だけが留学でここに来れて、まだ両親は危険な場所にいて心配なんだと話していました。爆破で瓦礫に直撃されてケガした腕の傷も見せてくれました

 

先生はキャリアの長いイギリス人女性。イギリス、ベネゼエラ、アメリカ、中国、クアラルンプールとさまざまな国で英語を教えて来たアン先生は、聞き取りやすい英語でとても優しく素晴らしい人格者でした

 

 

先生は必ず毎日ひとりひとりに教えてくれます

 

英語を勉強するのは「生きていくために必要だから」

 ある授業の時、カジュアルな言葉をフォーマルな言葉に変換せよ、という授業がありました。その際に「そもそもフォーマルって何?」とほとんどのクラスメイト(彼らの母国語はほとんどがアラビア語)が意味が分かっていなかったことに驚きました。私はアラビア語については全く知りませんが、言語そのものにフォーマルなんてない、とクラスメイトが言うので、日本語には敬語や謙譲語などさまざまありますが、いろんな言語の形があるのだと思いました。

 多国籍の英語のクラスは、自分の国のことや、自分自身について話すことが多いです。その分、英語の前にまず自分の国について知っておかなければいけないことと、自分自身を改めて客観的に見直すことで、自分がどんな人なのか? を知ることができたような気がします。

 クラスメイトは消しゴムを貸してくれたり、分からないところを教え合ったり、一緒にサブウェイでランチしたり、学生時代に戻ったかのようでとても充実した1ヵ月でした。

 彼らに「どうして英語を勉強するの?」と聞いたら、「生きて行くのに必要で、楽しみが増えるから」と答えていたのが印象的で胸に響きました。

 

自分の人生のため、恵まれた機会を生かして必死に英語を勉強しています 

 

英語だけじゃない。授業を通じて自分の国のことクラスメイトの国のこと、本当に考えさせられることばかり

 それぞれにバックグラウンドがある彼らの生活の話を日々聞くようになり、ある日学校から帰宅して日本のテレビをつけました。そこにはアニメから飛び出してきたような原宿っぽい女の子が、不思議な服装で鞄の中身を見せていました。鞄の中にはゲーム機が4つも入っていて、常にヘッドホンを付けています。「なぜヘッドホンを付けているの?」と聞かれると、「嫌なことを忘れられるし、ひとりの時間が好きだから」と話していました。首にはピンク色でハートを付けてリメイクした、戦争で使われるようなガスマスクを下げていました。

 それを見て思ったことは、何と日本は平和なんだということ、何と幸せな場所に生まれたんだということ。けれど日本がどんなに恵まれているかは、ヘッドホンで耳をふさいでゲームに没頭しているんじゃ分からない。やっぱり外に出て見たり聞いたりしないと絶対に分からないだろうと思いました。

 私のクラスメイトは毎日危険と隣り合わせの場所から、命からがら家族と離れ離れになったりしてマレーシアで一生懸命英語を勉強しているのです。彼らの写真は時に戦車が写っていたりするものを見せてもらったりもしました。

 英語が必要だと言うことや価値観の違いを学ぶことがどれほど大切なことなのかと、身にしみて分かりました。

 日本からクアラルンプールまでは、安いチケットを狙えば1万円代で来ることができます。普段買う洋服を我慢する金額で来れるので、ぜひクアラルンプールで1週間でも1ヵ月でも英語を勉強してみませんか?

 

 相談に乗ります! メッセージやコメントぜひ下さいね。参考までに以下にこの学校の現在の料金を掲載しておきます。価格は変更があるかもしれませんから、事前にご自身で確認して下さい。

 (MR1=28円  2016年4月現在)

▶学校名 ELIT Language Centre

▶午前中3時間コースの費用合計

授業料  MR1,360

テスト費用 MR100 

テキスト代 MR100 

      MR300

合計    MR1,860(約52,080円)

※午前+午後 合計5時間コースなら 1ヵ月の費用 MR2,710(約75,880円)

 

2ヵ月目以降は

3時間コース MR1,360(約38,080円)

※午前+午後 合計5時間コース MR2,160(約60,480円)

 

マレーシアの学生ビザについて

 5ヵ月以上語学学校で受講すると学生ビザが取得できるそうです。詳しくは以下のサイトなどでご確認ください。5ヵ月の語学学校の合計金額も参考までに書いておきますね。

3時間コース MR9,200(約258,000円)

5時間コース RM13,300(約373,000円)

詳しい料金表など http://elitlc.com/fees.html

Wisma Uoa Centre, 19, Jalan Pinang, 50450 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, Malaysia

電話:+60 3-2171 2933

 

ELIT Language Centreのクラスメイトたち

 

 

 

プロフィール●須藤夕子(すどうゆうこ)

広告代理店など三年間のOL生活を経てカメラマンへ転身。ポートレート撮影を得意としてリチャードギア、渡辺謙など撮影した著名人は1,000人以上。雑誌、広告などフリーランスフォトグラファーとして活躍。また「笑顔泥棒」と称しパリ、NY、マイアミ、沖縄など世界中の子ども達の笑顔を撮影し個展や写真集などで発表している。産経Expressで土曜隔週「笑顔泥棒 ガールズフォト講座」好評連載中。
写真教室は毎月一回不定期で行っています。Facebook「笑顔泥棒写真倶楽部」からお申し込み下さい。

 

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