TOEFL対策:リスニング編 英語耳を作るためのトレーニングとおすすめ教材

TOEFL listening

リスニングは6090分でふたつの場面構成から成り立っています。大学の講義を受けているという設定と教室での会話を聞くという設定です。それぞれ留学をすれば大学生の日常にある場面を想定しての出題です。今の自分が何の問題もなくネイティブと日常会話ができるのであれば、このセクションは心配ありません。そうでない方は4つのセクションのうちリスニングを一番はじめに学習しましょう。リスニングはTOEFL学習の基礎となります。しっかりとした耳がないとリーディングもスピーキングも失敗します。リスニングのトレーニングで確実に耳を鍛えましょう。

 

リスニングが苦手なのは語彙の意味が分からない、もしくは、英語を聞き取れないことが原因となっていることが多いです。語彙については日々の学習で身につけましょう。実は聞き取る力の方が大切で、訓練が必要になります。というのも、日本人の耳は英語に慣れていないからです。そして、聞いたことのある音に対して理解したつもりでいることも多くあります。聞いた音の意味を本当に理解しているか、ディクテーションで試してみて下さい。聞いた英語をその場で理解しイメージできるようにしましょう。

 

そのために必要なのが発音理解です。日本語と英語は発音が違うので、英語がなかなか聞きとれないというのも当たり前の事です。しかし、音痴のまま歌い続けても歌は上手くなりませんが、音階を理解すれば歌は上達します。発音を理解すると、今まで聞き取れなかった英語もスルスルと頭に入ってきます。

 

発音力のトレーニングにオススメの書籍が“英語のリスニングは発音力で決まる!”です。発音はこういうものですよ、という解説だけではなく悪例と共に違いを教えてくれるので、微妙なニュアンスの違いなども理解できます。

 

英語のリスニングは発音力で決まる! 英語のリスニングは発音力で決まる!
ジャパンタイムズ

 

そして、英語を英語のまま理解するようにしましょう。リーディングの読解のような考え方では時間が足りません。聞いた英語を頭で和訳していては時間のロスです。素早く英語でイメージできるように文法語順にも慣れておきましょう。

 

基本的な事ですが、オフィシャルガイドブック英語版Official Guide to the TOEFL Test With CD-ROM,4th Editionや、アメリカの講義でも使用されているDelta's Key to the TOEFL iBT Advanced Skill Practiceで文法を学ぶ事もリスニングに役立ちます。リスニングを学ぶ事はTOEFL全セクションに役立つので抜け目なく学習しましょう。

 

Photo by Tim Pierce

 

 


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