毎日Eトレ!【145】知らないと危険!
Smoking Freeは喫煙してもいい?
喫煙者は特に知っておこう
今回のテーマは、Freeの意味について紹介します。Free「自由」と思いがちですが、実は別の意味も含まれている場合もあるのです。いろんなところで注意したいFreeについて解説します。
またまた突然ですが、ここで問題です。
Smoking Free
はどちらが正解でしょうか?
1.喫煙可
2.禁煙
解説
正解は2.禁煙です。
海外のレストランやカフェでよく見かけるこのSmoking Freeという注意書きを見かけることがありますが、どうしてもFreeと書いてあるので、ここでタバコが吸える! と思ってしまい、実際に喫煙してトラブルになってしまう可能性がありますが、Freeには「自由」という意味以外に、「無し」や「認めない」といった意味もあります。
分かりやすい例なら、免税店にはTax Free「免税」と書いてありますが、「税が免除」つまり「税が無し」、という意味で使われいます。
私たちがよく目にするのは、Free refill.「飲み物のおかわり自由」などや、I am free this afternoon.「午後は何の予定もない」などと言うのが一般的ですが、このように逆の意味も含んでいます。
他にも、Shoes freeは「土足禁止」なので、うっかり人の家にお邪魔する時にトラブルにならないように気を付けたいものです。アメリカなど海外では靴を履いたまま家に入るのが一般的ですが、以前フィンランドで友人宅に招かれた時に、日本と同じように玄関で靴を脱ぐよう言われ、少し驚いた経験がありました。
またFreeは動詞としても使えるので、Free your mind.「気持ちを楽にして」もしくは「心を解き放って」と言いたい時にも使うことがあります。
ライタープロフィール●Cinnamon Roll
高校で米国へ留学し、外語大で英語を専攻。卒業後に日本のメーカーで海外営業を担当し、その後外資系メーカーでキャリアを積み、現在は語学研修コンサルタントとして活動。これまでの経験を生かし、日常英語に加え、グローバルビジネスでも通用する英語も少しずつ紹介していきます。