毎日Eトレ!【171】日本人が間違える
英語の代表格excite、使い分けできる?

I’m so exciting! って

言ってない?

今回のテーマは、日本人がよく間違える、exciteをおさらいの意味を込めて紹介させていただきます。この際ちゃんと間違えないようにしておきましょう。

(私は)興奮した

I’m excited

 

(その対象が)興奮する

It’s exciting

 

 

解説  

 これはよくある間違いです。例えば初めてアメリカのNBAの試合を観に行ったり、大好きなミュージシャンのコンサートに行ったりした時にワクワクしますよね?

 そんな時にはexcite「興奮させる」の動詞をbe動詞+excited「興奮させられた」と言います。この時、「誰が興奮させられた」のかと言うと、自分になるため、I’m excited「ワクワク(興奮)する!」となります。

 exciteingをつけると「興奮するような」という形容詞になります。主語にNBAの試合やコンサートが来る時には、This NBA game is exciting!「このNBAの試合はワクワクする!」や、It’s exciting to go to his concert!「彼のコンサートに行くなんてワクワクするよ!」となります。

 よって、I’m so exciting!と言ってしまうと、私=興奮するようなものやことがら、という意味となるので、直訳すると「私が私に超興奮させられた」となり、一瞬?? となります。日本にいるネイティブには大抵理解はしてもらえますが、不自然な感じに聞こえます。

 主語に「自分」がくる場合は、これら動詞にedを付け、対象が物事の場合にはingを付けるというように覚えて早速修正して話してみましょう。

 

 

ライタープロフィールCinnamon Roll

高校で米国へ留学し、外語大で英語を専攻。卒業後に日本のメーカーで海外営業を担当し、その後外資系メーカーでキャリアを積み、現在は語学研修コンサルタントとして活動。これまでの経験を生かし、日常英語に加え、グローバルビジネスでも通用する英語も少しずつ紹介していきます。

 

 


おすすめ記事