子連れでハワイ移住を実現

ジュエリーデザイナーAKKOさん

Cheer up! English×Dear B,

女性達がハワイを目指す理由

「女性達がハワイを目指す理由」は、Cheer up! EnglishとDear B,がコラボレーションした、常夏の楽園ハワイに暮らす魅力的な女性達を紹介する連載。 Cheer up! Englishでは、ハワイへの移住や現地での英語学習、Dear B,ではライフスタイルやハワイに惹かれる理由について旅ジャーナリストKANAが伺っていきます。第1回目はハワイに子連れ留学・移住を経て、現在ハワイ15店舗に展開するアクセサリー ブランド「Lani Hawaii Jewerly」オーナー兼デザイナーとして活躍するAkkoさんです。

プロフィール

Akko

 

ジュエリーブランド「Lani Hawaii Jewerly」オーナー兼デザイナー。ハンドメイドで作るハワイらしいジュエリーを、サンドピープル、ナルハワイアンスピリット、アロハアイナブティック、トゥザシーなどオアフ島、マウイ島、カウアイ島で計15店舗に展開。日本の女性達からはジュエリーに加え、ライフスタイルにも支持を得る。日本ではオンラインショップ2店舗に展開中。

https://lamiposh.stores.jp/   http://pluslead.theshop.jp/

Instagram  https://instagram.com/p/BKztp-MguTo/

 

 

 

━まず、ハワイに移住したきっかけを教えてください。

 

「娘の語学留学と自分の語学留学を兼ねて、夏休みにハワイのサマースクールに1ヵ月間参加し、そこで在住の日本人の方にハワイ移住をすすめられ意識し始めたのが始まりです。もともと英語力があまり無かったので、留学するなら初めは日本語の通じる場所が良いなと思っていました。

 

ハワイはメインランドに比べ治安も良く安全で、自然も溢れているので子連れ留学には最適です。自分一人での渡航なら問題ないですが、子供を連れて初めての留学でLAやNYは治安面を考えて無理だろうと感じていました。

 

また、ハワイは日本人移住者も多く、何か困ったときにヘルプしてくれる人がいるということも大きな支えになります。 何度か短期留学をし、その後住みやすいハワイの環境に魅せられ移住する形になりました」

 

 

 

━ハワイのサマースクールはいかがでしたか?

 

「とても良く、2年間1ヵ月ずつ通いました。娘も他国の学生と英語を学習することが楽しいと感じたようで、親子共々充実した日々でした。

 

午前中はダイヤモンドヘッドを登ったり、シーライフパークなどの水族館に行ったり、ホノルルZOOで動物達と触れ合ったり、ビーチデイには美しいビーチで遊んだり、様々なアクティビティを楽しめます。ランチの後は午後4時まで英語学習の時間でした。

 

娘が学校の間はお母さん同士でランチ会をしたり、ひとりでビーチに行きまったり過ごしたり、ヨガに行ったりなど、私自身も充実した楽しい日々を送っていました」



━移住してどのように生活や環境が変化しましたか?


自然に癒されながら生きられるようになったことが最大の変化です。考え方がナチュラルでシンプルになっていきました。昔は人間関係で悩んだり、人からどう見られているか、周囲の視線を気にしすぎていたんです。

 

でもハワイに来てから、もっとマイペースでいいんだって思って。悩むことがあっても、ハワイのエネルギー溢れる自然の力が癒してくれるんです。ちょっとしたことでイライラしなくなり、穏やかに子育て出来るようになりました」

 

 

━子育ての面でも変化があったのですね

 

「日本で子育てをしていた時は、こうするべきという考えに囚われすぎていたんです。人に流されるというか。周りの皆が当然のように習い事やお受験などをさせているからうちもやらせなきゃ、と感じてしまったりしていました。

 

でもハワイに来てからはそのような先入観が取り払われたんです。まず初めに、子供に何をやってみたい? と聞いて、フラダンスやってみたい、サーフィンやってみたいなどの子供の願望を尊重できるようになりました。ハワイは親もストレスフリーで子育てできる環境だと思います。

 

また、娘はゲームをするのをいつの間にかやめました。日本の子供たちってゲームをする時間が長いですよね。例えば家族でディナーをしていても、親はお喋りしているその横で子供達はゲームに没頭していたり……。ハワイは周りに自然が溢れているので、ゲームに頼らなくて良くなるんです。学校が終わったあと、ビーチや公園に一緒に行って夕日を見て感動したり、日々の生活の中で自然と触れ合う時間がとても長く自然界の遊びで満足するので、自然と機械的なゲームがいらなくなるんですよね」



━移住で大変だったことはありますか?

 

「移住前はビザの取得で、移民弁護士に相談し、次に大使館に面接に行き、最終的に無事にビザがとれるまではハラハラドキドキでした。移住が決まってからも苦労の連続でした。旅行では何度もハワイに行っていたけれど、やはり旅行と住むのとでは全然違います。住む家はどこがいいのか、どこでどういう車を買ったらいいのか、電気代や水道代はどうやって払えばいいのか...など、生活の基本的なことだけでも一杯一杯でした。しかもこれらを全て英語でこなさなくてはいけないのです」



━慣れない異国の地で英語で全て対処するのは大変ですよね。

 どのように乗り越えたのですか?

 

「ひとつひとつ着実にクリアしていくことですね。日本だと日本語なので数分で解決できる問題も、ハワイだと全て英語で全て初めての経験。毎回ひとつひとつの問題が英語学習だと思って臨んでいました。まとめてやろうとするとキャパオーバーになってしまいます」

 

 

━英語はどのように身につけましたか?

 

「最初の1年間は語学学校に通い、最低限のレベルは習得しました。移住した当初は子供が通う学校の先生と電話で連絡事項のやり取りをするのも大変で、日本人の通訳の方にヘルプしてもらったりしていましたが、1年学習した結果一人で連絡事項のやり取りをすることができるようになりました。半年学校に通ってやっと英語に慣れてきたと感じましたね。

 

私が通った「IIE Hawaii」は先生が生徒に対して熱心に教えてくれるので良かったです。アジア人が圧倒的に多く、日本人は約50%、韓国人が約30%、残りはヨーロッパ人でした」




━今後ハワイ移住を希望している方へアドバイスはありますか?

 

「まずは短期留学でハワイに来て、とにかく自然に癒されて、子育てもおおらかにゆったりし、親も子供もリフレッシュしていっぱい思い出を作ってください。人間関係で縛られがちな日本と比べ、ハワイでは自分個人と向き合う時間を多く持てます。自然の中でひとりになり、ぼーっとしたり自分の心と向き合っているうちに、問題解決の方法がひらめいたり、次のステップに一歩踏み出せるようになったりします。やはりまずは日本で縛られていたものを取り去り、ハワイの豊かな自然に癒されることが一番ですね」

 

 

取材 ・ 編集

旅フォトジャーナリスト KANA

世界各国を転々と住みながら生きる旅フォトジャーナリスト。世界のトップ旅メディアや企業と仕事するなどワールドワイドに活躍。多数のメディアに連載を持ち、ガイドブックやツアーの計画も手掛ける。旅の写真展や講師、企業に写真提供等、フォトグラファーとしても活動。旅ブロガー・インフルエンサーとしても世界を舞台に活躍中。

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