毎日Eトレ!【1549】「場所」に関する関係詞を使いわけよう!

デイビッド・セイン先生が教える
大学受験対策でおさえておきたい文法のポイント

今回から大学受験対策で役に立つ英語をご紹介します。受験までの空き時間、ぜひこちらのコラムをご覧ください!今回は、「場所」に関する関係詞、です。

 

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The park (   ) we go to every weekend is beautiful.

私たちが毎週末に行く公園は美しい。

 

空所に入る関係詞は?

今回から、日本の大学受験対策としても必要な英語の重要文法について解説していきましょう。

まずは関係詞の where と that(または which)の使いわけです。上の英文では、The park という「場所」を表す先行詞について話しているので、空所には where が入るような気がするかもしれませんが、正解は that(または which)です。いったんシンプルな流れにしてみるのがポイントで、先行詞を移動して We go to the park every weekend. と考えてみましょう。

前置詞 to に続く「the park」の部分についてのみ修飾すればよいことから、この名詞の代わりになる「関係代名詞」の that(または which)を用いるのが適切だとわかります。

別の例で言うと、「あれは私たちが友人にすすめたカフェだ」という意味の、
That is the café (    ) we recommended to our friends. の場合、まず We recommended the café to our friends. と考えます。

他動詞 recommended の目的語となる「the café」の部分について修飾するので、名詞の代わりとなる that(または which)という「関係代名詞」が空所に入りますよ。

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

That is the café (    ) we have breakfast on weekends.

あれは私たちが週末に朝食をとるカフェです。

 

▶反対に、これは where が正解となる例文です。シンプルな流れの文を作るとしたら We have breakfast at the café on weekends. となり、前置詞 at を補う必要がでてきます。

関係代名詞の which や that では、「at the café」という〈前置詞+名詞〉の意味まで含めることができませんが、「関係副詞」の where には〈at + which〉の役割もあり、用いることが可能です。使いわけがややこしい場合もあって、たまにネイティブでも混乱することがありますよ。でも筋道を立てて考えれば、わかりやすいと思います!

 

 

講師プロフィール●デイビッド・セイン David Thayne

日本で約30年の豊富な英語教授経験を持ち、ベストセラーの英語の書籍を数多く刊行。英会話イベント・セミナーも精力的に開催している。

 

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