海外で働きたい! 高度な英語力、オフィスワークだけじゃない「職人就職」

海外で働きたい人に! 

人気の職種があります

海外で就職というと、流暢な英語を使って働くホワイトカラーの仕事を思い浮かべがちですが、ハードルが高いですよね。そこで、英語力や特別な仕事のスキルがなくても目指せる、海外就職の奥の手を見つけました! それが、日本料理店の寿司職人就職をはじめとした“海外職人就職”です。

どんな職種があって、どんな国で働けるの?

“職人”になるには、何年も下働きをして手に職をつけるもの、というイメージがあるかもしれませんが、海外で働く場合に必ずしも高度な職人技が必要ということはないようです。

例えば、寿司職人に特化した求人サイトをみてみると、「英語力・調理経験不問(経験がある方は優遇)」の条件でも、カナダ、シンガポール、ドイツ、フランスなど様々な国で、寿司職人・和食店シェフ求人がたくさんありました。

特に、和食ブームが加速傾向のドイツやフランスには多くの日本人の求人があり、寿司職人に関しては引く手あまたの状態です。給与はそこそこですが、労働時間は安定していて、1日8時間から9時間勤務程度。また、現地の労働基準法に定められている年間4週間~5週間の休暇がしっかり取れるそうです。

 

代表的なのは寿司職人、最近注目なのはあの職種!

寿司職人以外でも、日本人の需要がありそうなのが、美容師やネイリストなどの美容サービス系のお仕事。

海外では、「日本人は繊細な技術をもっていてサービスがよく、丁寧な仕事をする」と定評があり、外国人が多く来店する六本木の美容院で働くスタイリストたちは、外国人のお客さんからよく「こんな高い技術なのに、料金が安すぎる! アメリカで同じサービスと料金で開業したら、ものすごくお客さんがくるよ」と言われるそう。

実際に、アメリカのセレブが来店するような高級美容院だと、美容師の技術は高いものの、カットとカラーで4万円~5万円することがざらだとか!

 

いかがでしたか? 日本人ならではの繊細な手仕事を武器に、海外で働いてみるのも、ありかもしれませんね!

●参考『普通のサラリーマンのためのグローバル転職ガイド』(東洋経済新報社/大石哲之+森山たつを 著)


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