「Yes/Ok」の代わりに使えるあいづち15個
会話が弾む! リアクション上手な英語のあいづち〈1〉
イラスト/和田鈴香 文/坂口弥生
英語のあいづち、返事の仕方といっても「Yes」「No」「Uh-huh」くらいしか思い浮かばないあなた。それでは会話が弾まないのも当たり前。ネイティブはもっといろんな表現を使っています。
そこで、この特集では様々な表現をシチュエーション別にご紹介します!
「Yes」「Ok」というのは言うまでもなく「肯定」を表す単語ですが、それだけだとどれくらい同意しているのか、相手の気持ちの程度までは汲み取れませんね。
ただ「Yes」と答えるよりも、さらに肯定度が強く聞こえる表現をご紹介!
●お誘いを受けた時の表現はこちら!
Would you like to go to London with me?
「私とロンドンにいきませんか?」
行きたい度★ Sure.(いいよ)
行きたい度★★ Good idea!(いい考えだね!)
行きたい度★★ Sounds good!(楽しそう!)
行きたい度★★ Of course!(もちろん!)
行きたい度★★★ Definitely!(当然よ!)
行きたい度★★★ Why not?(ぜひ、そうしよう!)
●共感を求めている質問に対する表現はこちら!
She looks great in the pink dress.
「あの子、ピンクのドレスが似合うわね」
共感度★ I know. (そうだね)
共感度★ You're right. (たしかに)
共感度★★ I think so, too. (私もそう思うわ)
共感度★★ Doesn't she? (あの子、そうだよね)
共感度★★★ Totally. (すっごく!)
共感度★★★ Exactly. (まさにその通り!)
●否定疑問文「don't you ~?」に対する肯定の仕方はこちら!
Don’t you like Sushi?
「あなた、お寿司好きじゃなかった?」
肯定度★ Yes, I do! (いいえ、好きよ!)
肯定度★★ Yes, I love Sushi. (大好きよ!)
肯定度★★★ Yes, I can't live without it! (お寿司なしでは生きていけないわ!)
「好きじゃない=きらいなんでしょ?」という否定の疑問文に対して、「いいえ、好きですよ!」と答えたくなりますよね。しかし、日本語の「いいえ」を「No」と直訳して「No, I like Sushi.」と答えるのは間違いです。
× 「No, I like Sushi.」
◎ 「Yes, I like Sushi.」
日本語で「いいえ、好きよ」と考えた場合、「いいえ(否定)」と「好き(肯定)」が同じ文章に存在します。しかし、英語の考えからすると、これは「否定してるのか肯定してるのかわからない」となってしまうのです。否定疑問文で聞かれた質問では、疑問文の形に関係なく,肯定の答えなら「Yes」、否定の答えなら「No」で答えるのが正解。付加疑問文「You don't like Sushi, do you?(あなた、お寿司好きじゃなかったよね?)」の場合も同じです。
いかがでしたか? どれもすぐに使えそうな表現ですよね。言葉の裏にあるニュアンスも一緒に身につけるためには、できるだけその単語のもつイメージを感じ取りながら使い分けるのがポイント! ぜひ意識をして、「Yes」以外の表現を使ってみてください。
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