毎日Eトレ!【126】copycat、
wannabeネイティブの使い分けは?
ネガティブな意味もあるから注意
今回のテーマは「まね」。単なる「まね」から「まねっこ」「もどき」「ものまね」など、「まね」にまつわる英語表現を紹介します。早速ネイティブは何て言うのかチェックしましょう。
copy、copycat、do an impression of、wannabe、mimic
解説
その1
copy(発音:コピー)
「まねる」という動詞。人の行動と全く同じことをする時に使います。
<例文>
Don’t copy me!
まねしないで!
その2
copycat(発音:コピーキャット)
人のものをまねて同じことをしたがったり、同じものを持ちたがったりする人のことを呼びます。ネガティブなイメージを含みます。
<例文>
She bought the same dress as me. She is such a copycat!
あの子、私と全く同じワンピース買ったんだよ。真似っこね!
その3
do an impression of(発音:ドゥー インプレッション オブ)
人や動物のものまねをするときに使う表現です。
<例文>
He does a great impression of Justin Bieber!
アイツ、ジャスティンビーバーのマネうまいんだよ!
➡Impressionは印象という意味ですが、do an impression of ~で、「~のモノマネをする」という表現になります。
その4
wannabe(発音:ワナビー)
want to be「~になりたい」という表現を、形容詞的に使います。「~もどき」というニュアンスです。こうなりたい、こうしたいけれど、能力や魅力が追い付いていない時に少し見下して言う表現です。
<例文>
He is just a rock star wannabe. He can’t really play the guitar.
彼はロックスターのまねごとをしてるだけだよ。本当はギターも弾けないのに
That’s an iphone wannabe.
あれはアイフォンもどきだよ
➡本物に似せて作った商品のこともこの表現を使います
その5
mimic(発音:ミミック)
動詞として使うと人や動物などの動きをまねて、同じ動きをすることを意味します。
<例文>
My bird can mimic what I say.
うちの鳥、私が言ったことまねして言えるの
➡先に出てきたdo an impression ofとの違いですが、do an impression ofの方は、自分が受けた印象をもとに、モノマネをするというニュアンスで、人に見せて反応を得る目的があります。mimicは、動物などが見たものをそのまま動作で再現したり、何かが自然と似ることを言います。
いろいろな「まね」の表現を覚えましょう!
ライタープロフィール●Y. DINK
英語講師歴10年。カナダ留学、外語大で英語を学ぶ。得意分野は英会話。海外生活やアメリカ人との国際結婚の経験から学んだ、おもにアメリカ英語のフレーズをご紹介。現在二児の母として子育てにも奮闘中!