毎日Eトレ!【128】英会話力が上がる
「音」「聞く」にまつわる単語使い分け
sound、noise、toneと
listen、hearの違いは?

今回のテーマは「音」と「聞く」。英語ではいくつか類義語があるこの単語、使い分けられるようになると自然な英語に近づきます。ぜひ覚えて意識して使い分けましょう。
sound、noise、tone
音
解説
その1
sound
一般的な「音」ですが、人が心地良いと感じるもののを指すことが多いです。音楽に限らず、雨の音などさまざまな音が対象になります。
<例文>
I woke up to the sound of a piano playing.
ピアノの音がして目が覚めた
その2
noise
車の音やうるさいと感じるものなどを指します。雑音や騒音などネガティブなものを指す音になります。ロックやパンクなどの音楽はそれが好きな人にとってはsoundと言えますが、それをうるさい曲、不快な音だと感じる人にとってはnoiseと言えるかもしれませんね。
<例文>
What’s the noise coming from outside?
外から聞こえるあの音、何?
その3
tone
楽器や音楽の音色、人の話し方や声色を指します。
<例文>
The tone of his voice changed suddenly.
彼の声色が急に変わった
listen、hear
聞く
解説
それぞれを「聞く」という時にも状況で使う単語が変わってきます。まとめてチェックしましょう。
意識的に注意して聞くこと。人に「話を聞いて」と言う時はlisten to meと言います。
<例文>
Are you listening to me?
ねぇ、話聞いてるの?
注意していなくても聞こえてくること。耳に入ってくること。
<例文>
Did you hear that loud noise?
今の大きな音聞こえた?
違いを知って、使い分けてみましょう!
ライタープロフィール●Y. DINK
英語講師歴10年。カナダ留学、外語大で英語を学ぶ。得意分野は英会話。海外生活やアメリカ人との国際結婚の経験から学んだ、おもにアメリカ英語のフレーズをご紹介。現在二児の母として子育てにも奮闘中!